2019/05/01

経験創造の仕組み

私たちと言う魂は、「今・ここ」の中で「地球上における人間社会」と言う環境を経験しています。それは、魂にとって決して当たり前の経験ではありません。

私たちは今回の人生を、よりリアルで有意義なものとするために、転生前の魂の記憶を閉じた状態で人生を送っています。そのため、今回の人生の特異さをなかなかストレートに感じることが出来ません。

しかし、地球上あるいは他の惑星での、魂としてのこれまでの経験の記憶を取り戻したのであれば、今回の人生がいかに特殊なものであるのかを知ることになるでしょう。


また、人としての転生以前の問題として、この3次元(~4次元)環境の特殊性と言うものが、魂にとっては超オモシロイ!特殊環境であると言えるのです。

そうでなければ、誰も好き好んでこれまでの様な分離的な環境の中へはやって来ないですよね。リアルで難しいゲームほど、夢中になってのめり込むのだと言う訳です。

魂と言うのは永遠(時間の無い世界)の存在であり、自由な意思を持っています。

その魂にとって、多次元世界に転生を繰り返すことには、「学び」「遊び」「ゲーム」「成長」「覚醒」「自己探求」等の意味があります。間違っても、「罰」や「義務」ではないんですね。

なぜなら、全ては唯一の存在の一部であって、その唯一の存在に罰や義務を与える存在等いないのですから。(^-^)

ちなみにこの世界では、そうした「一体」と言う存在の本質からかけ離れた「分離」と言う幻想を体験しているために、そこら中に「義務」や「罰」が溢れている訳ですが。

私たちが、この世界で「当たり前・常識」と考えている事の多くは、魂の視点からしてみれば、極めて特異な経験であると言う事になります。

そのため、私たちは魂としての学びを一気に進めてしまおうと、この地球上におけるアセンションの時代に転生して来ているのです。

しかし、全体的にどうもその世界での覚醒のコツが、上手く掴めていない傾向があるのかも知れません。

なぜなら、この物質世界と言うのは、本来の魂が存在しているエネルギー世界とは経験創造の仕組みが異なっているからでもあります。

しかも、私たちは支配・搾取的な社会の中で、そうした仕組みを学ぶ機会を排除されて来ました。そのために、折角、悩み苦悩しても、それがなかなか効率的な改善へと繋がって行かないのです。( ̄‐ ̄)

この世界での経験創造の仕組みは、次のようのサイクルによって成り立っています。

「出来事→信念→感情→思考→言動→」

(信念とは「常識・世界観」であり、思考とは「考え・知識」のことです。)

私達の経験と言うのは、こうしたサイクルが延々と続いているものです。そして、本来はそのサイクルが螺旋状に上昇(進歩)して行くべきものなのですが、実際には円となって同じ所を何度も繰り返し経験している事が多いのです。

経験創造のサイクルが解っていないために、常に問題(課題)に対しての対処療法に追われ、根本療法になっていないからです。

対処療法は、「感情→思考→言動」の中で起こっています。「怒れた→アイツが悪い→言動」。この時、上昇するエネルギーは、ストレスの発生と解消の繰り返しによって浪費され、根本的な前進は見込めません。(ノ`□´)ノ⌒┻━┻

根本療法では、「出来事→信念→感情」の部分に焦点が当てられます。つまり、原因を自分の外側に求めるのではなく、自分の内面的な改善にエネルギーを向かわせているのです。それが、上昇力を生み出すことになります。

そうした仕組みは、この経験世界における根本的・基本的な事でありながら、殆どの人がそれを理解出来ていない様にも思われます。

なぜなら、私たちは「競争社会に適応するための教育」を受けては来ましたが、「人として調和的な経験を生み出して行くための教育」については、こうして例外的に、自らそれを捜し求める人達を除いては、殆どそうした知識に接した事がないからです。

また、今でこそ増えて来てはいますが、これまでは捜し求めた所で、そうした情報を見つけ出すことが難しくもあったんですね。

この世界で経験を生み出して行くためには、最終的に「行動(言動)」に結び付けて行く必要があります。

ただ、そこで調和的な経験を生み出すのか?分離的な経験を生み出すのか?については、経験創造のサイクルを遡り、信念(常識・世界観)の部分に変化を起こさなければなりません。

つまり、それが「パラダイムシフト」です。

私たちは、こうしてスピリチュアルな面に意識を向けていると言う点で、パラダイムシフトの過程に足を踏み込んでいるのだと言う事は出来るでしょう。

しかし、どの程度それが進んでいるのかについては人それぞれです。

これから社会の変化が加速して行こうとする中で、どこまでパラダイムシフトの過程を進められているかと言う点が、決定的に重要事項になって来ます。

意識的であれ無意識的であれ、それに取り掛かってさえいない人達は、パニックの中で競争を通じた生き残りへと向かって行く傾向を見せる事でしょう。

しかし、パラダイムシフトを完了させている人達は、次々と調和的な行動を生み出して行く事で、コミュニティーの要としての役割を担う事になる可能性があります。

また、その移行過程にある人は、要となる人達をサポートしながら、自らのパラダイムシフト完了を急ぐ事になるか、あるいは不安から生存競争へと逆戻りをする事になるのかも知れません。

先に書いたように「感情→思考→行動」の中で、同じような経験を延々と繰り返すのではなく、「出来事→信念→感情」の中で、調和的なあり方への上昇力を育てて行く意識を持つことが大切です。

その事を知っているのと知っていないのとでは、同じだけの努力を積み上げても、それに伴う結果に雲泥の差が出てくる事になります。

そうした事については、特に電子書籍「自らの経験世界に高次元を映し出す(上下巻)」でも詳しく取り上げています。

人にもよりますが、もし難しそうに感じる様であれば、1度で全てを理解しようと言うのではなく、時間のある時に時々読み返してみては、その雰囲気を徐々に自分の中に浸透させて行って頂けると良いのかなぁと思います。

つまり、焦らずに自分のペースでコツコツと進んで行く事が、速やかな前進の最大の秘訣でもあるのです。(^-^)

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ちなみに、もとのヤフーブログの方ですが、ここでの更新予告と一言を簡単な記事として細々と更新を続けています。

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エネルギーは、昨日の昼頃に上昇があり一段高くなっているのですが、それほど激しい上昇にまではなっていません。

わかりませんが、こんな事を繰り返しながら、しばらく上昇圧力が続いて行くのかも知れません。


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