2019/05/27

仮想通貨について

先日のセミナー後、散策の中で出していただいた話題について記事を書いてみようと思いますが、ひとまとめには治まりそうもないので、いくつかの記事に分けて書いてみたいと思います。

個人的な状況に触れるものではなく、そのテーマについて一般的な考えとして書いてみます。

今日は、実際に社会的な状況の変化も少しずつ起き始めていると言う事で、「仮想通貨」について頂いたものをテーマに書いてみたいと思います。





ただ、これについて念を押しておきたいのは、「皆さんに仮想通貨への投資を勧めている訳ではない」と言う事です。

個人的には、1つの可能性として仮想通貨が面白い位置づけにあり、自分自身がそうした投資等に興味を持って来たために、私は多少そうしたものに資産を分散しています。

しかし、当然にそうしたものにはリスクがある訳で、その人その人の資産状況や知識によって、一概に皆さんにお勧めするものではありません。

あくまでも「興味があるのなら」「無理のない範囲で」「自己責任によって」少し資産を分散させておくのも1つの選択肢かも知れませんねと言う話です。

そうしたものが苦手で、考えるだけでも訳が分からず不安になってしまうと言うのであれば、逆にそうしたものには手を出さずに、自分にあった形で資産を分散させておいた方が良いと思います。

株とかタンス預金とか、日用品の買い置きを常に多めにしておくとか、その他諸々。

そして、このブログ自体がスピリチュアルをテーマの主体としたものであり、投資情報を流して行く性質のものではないと言う点もご理解いただき、あくまでも私個人の1つの考え方だと言う事を知っておいて下さい。

その上で・・・、仮想通貨といっても、ビットコインやイーサリアム等の色々な種類があります。お金にも円やドルなどの種類がありますよね。そんな感じです。

そうして色々な仮想通貨(暗号通貨)があるのですが、1つにはメジャーな、つまり多くの人が取引に参加している銘柄が良いと思います。

ちょっと変わった(あまり広まっていない)銘柄ほど、急上昇する事があり、投資の好きな人達はそうした銘柄の情報交換などもしていますが、ここで書いている目的(資産分散)の趣旨から言えば、逆にそうした銘柄はリスクが高いと思います。

日本の取引所・交換所の場合、コインチェックと言うところ以外であれば、だいたいメジャーな仮想通貨しか扱っていないと思います。

ビットコイン・イーサリアム・ネム・ライトコイン・モナコイン・ビットコインキャッシュ・イーサリアムクラシック・リップルと言ったあたりでしょうか。

この中でどれが良いのか悪いのかと言う事は、何とも言えません。私が持っているのが良いかと言えば、たまたま持っているという感じで、それがお勧めと言うものでもないんですね。

ただ、応援したいのは「モナコイン」です。「リップル」はあまり好みではありません。他は横一線ですね。

モナコインは日本のオタク文化から生み出されたコインで、日本発の仮想通貨です。例えば、リップルなどは世界的な金融機関と手を組んでおり、言ってみれば古いシステムを補強する性質を持っているように感じられます。

一方でモナコインは大衆文化の中から生み出されており、権力的な匂いが無いんですね。

リップルは、その仮想通貨を生み出した人が大量にそれを保有しており、少し前に価格が高騰した時には、その人がアメリカの長者番付にも名を連ねたほどです。

しかし、モナコインは皆でオタク文化を楽しみながら広げていこうと言う趣旨から始まっており、モナコインを生み出した人も、スタート時点では保有がゼロから始まっています。

つまり、もしその人がモナコインを持っているとしても、それは他の人達と同じようにお金を払って買ったものであると言う事です。

だからと言って、決してシステム的にいい加減なものではなく、ライトコインと言う仮想通貨の仕組みをベースとした、かなりレベルの高いものであると言えます。

繰り返しになりますが、だからと言って皆さんにそれを勧める訳ではないですよ。私個人的には、それを応援したいと言う話であり、少しだけですが実際にそれを持ってもいます。

あとは仮想通貨についても、もし買うのであれば3銘柄くらいに分散しておくと良いのかも知れません。リスク分散ですね。仮想通貨自体が、まだ歴史の浅いものであり、それなりにリスクがあると言う事を忘れないで下さい。

さらに、アセンションと言う流れの中で忘れてはならないのは、こうした資産運用や金儲けでそれを乗り越えて行くものでは無いと言う事です。

仮にそれで儲ける事が出来ても、それが通貨である以上、何らかの商品に変えなければ意味がありません。

つまり、こうしたテーマでは良く書いているように、お金は食べる事も着る事も出来ないと言う事です。

例えば、南海トラフ地震で国内の社会システムが崩壊した時に、仮想通貨が資金の逃避先として高騰したとします。

その時に、農家に行って仮想通貨でお米を売ってくださいと言っても、さて、それで買えるでしょうか?と言う話です。まず、無理でしょうね。結局は、スピリチュアル的な目覚めこそが、私達の最大最強の財産になると言う事です。

その上で、それをみんなとの関係の中でより有効に発揮して行くための、1つのツールとしての仮想通貨であると言う事です。

そうした、より広い視点を持った上で、興味のある人はそこに少し資産を分散してみるのも面白いかなと思いますし、そう言うのが苦手だと言う人は、そう言うことなので、それを持たない事に変な不安を感じる必要は無いと思います。

私たちは現実として物質的な世界を生きている以上、そうした補足的な備えも「無理のない範囲で」しておくと良いと思いますが、あくまでも取り組みの中心は「スピリチュアル的な目覚め」である事を忘れずに進んで行きたいところです。

と言う事で、今日は散策中に頂いた「仮想通貨」についての話をテーマに書いてみました。

明日からも、その時頂いた話題をテーマとして、何本かの記事を書いて行こうと思っています。(^ー^)


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5 件のコメント:

  1. いつも興味ある記事を有難うございます。また、セミナー有難うございました。仮想通貨について質問です。従来は経済危機ではゴールドに資金が向かいますが、ゴールドも基本的には基軸通貨のUSドルとの交換と思います。ドルが破綻した場合は、金の価値はどうなるのでしょうか?将来的にゴールドvs仮想通貨との交換が基本となることもあり得るのでしょうか?

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  2. ゴールドの価値 へ訂正致します。

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    1. Kazuさん、おはようございます。セミナーお疲れ様でした。(^-^)

      金と仮想通貨は、資金の逃避先として、金融危機が起きた場合にはそれぞれ急上昇して行く可能性があります。また、それらにはそれぞれの特徴があります。

      金は多額の資産保全には適していますが、実際に通貨として使うには実用的ではありません。一方で仮想通貨の場合は、混乱が起きた場合にネット環境の中で通貨として急速に普及して行く可能性があります(現時点では利用環境が整っていません)が、歴史が無いだけにリスクが高いと言う事も出来ます。

      金融危機によってお金の価値が崩壊すれば、金を仮想通貨と交換してからネット環境の中でお金として使うと言う事も、可能性としてはあると思います。

      あくまで余裕資金でと言う意味ですが、金貨・銀貨・仮想通貨あたりを少し持っておくと面白いかも知れません。ただ、当然の事ながらいずれもリスクを伴うことですので、自己責任によって余裕資金で勉強していただけると良いかと思います。

      金銀については換金時の事を考えれば、インゴット(延べ棒)ではなくてコイン(金貨・銀貨)の方が良いですよ。(^-^)

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  3. 砂見さん、こんばんは。良く理解できました。有難うございました !(^^)!

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    1. どういたしまして。何であれ「絶対に安全」と言うものはありませんが、それだけに、そうして少し分散させておくと良いかも知れませんね。(^-^)

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