時々、電子書籍の販売ページに頂いている、読者さんのレビューを繰り返し読ませて頂く事があります。それは、お金が通帳に貯まっていく事よりも大切な、私の精神的財産になっているものです。
昨日もそうしたレビューを読ませて頂いていたら、少し前に「自らの経験世界に高次元を映し出す」に頂いたレビューの中で、「次は日常生活でのより具体的な実践編を」と書いて頂いたものが目に留まりました。
それについては、確かブログの方にもコメントを頂いたりもしたのですが、その時には、「それを具体化する過程の模索が大切であり・・・」と言う様な形で、頑張ってみて下さいと書かせていただいたような記憶があります。
確かにその時にはそう思い、今でもそれはそうだとは思うのですが、その一方で最近のブログの中でこだわり出しているのが、「思考(知識)を信念(常識へ)」と言う事であり、それは「日常生活における実際のあり方として現実化(具体化)させて行く」と言う事なんですね。
そこで、「あれっ?」と思ってみる訳です。
声をかけて頂いた時には、それは皆さんの方でと思ったものの、結局はそこに必要性を感じてそうした方向に向かっているみたいだぞ?( ̄□ ̄;)!!
「自分では解っているようでいて、そこまでは解っていなかったんだな。」と。
実際に、自ら取り組んでいる人達からの声って、よくよく咀嚼してみる必要があるんだなぁと、あらためて実感したしだいです。
そこで、その時に自分の中で引っかかって点をもう少し考えてみると、「電子書籍」と言う媒体がそれには向いていないのかも知れないと言う事です。
マニュアル本として、読者さんの主体性を侵食してしまう様な方向に作用しないかと言う心配があったんですね。特に本としてのボリュームを持たせようとすると、より具体的で細かな点にまでこちらで書いて押し付けてしまうような感じになってしまいそうで。
そう言う意味では、ブログと言う媒体がそれに適している様にも思えて来ます。特にそれが表れているのが、コメント欄でのやり取りなのかも知れません。
日常で具体的にと言う事になると、世界観として抽象的に誰にでも共通して伝えられるものと違って、千差万別されて来る事になり、これが王道・本質と言うものが無いんですね。
そのため、自分の中から記事として出して行く事が意外と難しく、「こう言う場合は?」と言う形でコメント欄から振って頂いた時に、1つの例を取り上げる事で、そうした方向に向かいやすいように感じます。
しかし、ブログ記事って言うのは日々、次々と更新して行くものであるために、読み流す事を繰り返しながら少しずつその世界観を浸透させて行く性質がある様にも感じるのです。
私などは、特に気に入った記事は、個別にお気に入りに登録して何度でも読み返したり、読まなくてもその見出しを目にして思い出す事で、自分の中への浸透を深めて行きます。
言って見れば、これも1つの具体例ですよね。
だけど、どうしてもブログ記事と言う性質から、読んだ時には「なるほど」と思っても、そのまま読み流して終わりになってしまう確率が高いのかも知れません。
そう言った諸々の点を踏まえた上で、「セミナー・ウェビナー」と言う形体に向かい始めている側面もある様に思っています。
知識・情報の量と言う意味では、電子書籍が向いていると思いますし、継続的に世界観を少しずつ浸透させて行くという意味ではブログがより適している様にも思えます。
しかし、「要点を絞って、重要な点を印象強く自分の中に刻む。」と言う意味では、セミナーと言う形体には大きな可能性があると思うのです。
そんな訳で、中期的な流れとしては、時々セミナーを交えつつ、ウェビナーを中心にして「知識を常識(日常のあり方)へ」と言った点を1つのテーマとして進められたらと思っています。
もちろん、ブログではそれを取り扱わないと言う意味ではありませんが、先ほども書いたようにブログと言う媒体の性質上、読んだ時にはなる程と思っても、ただそれだけで終わってしまう傾向が否めないのです。
ただ、それも自分の中に新しい世界観を浸透させて行くために必要な過程であり、どちらが良い悪いではなく、それぞれの側面からトータルで取り組んで行くのが効果的なのかなぁと言う意味です。
もちろん、私に限らずとも、そうした取り組みを展開されている方たちが徐々に増えてきていると思いますので、その辺もバランスを取りながら自分軸を育てていただけると良いのかと思います。
また、具体的に「これについては?」と言うものがありましたら、気楽にコメント欄から投げかけて頂けたらと思います。これまでと同様ですが、コメントの返信か記事の方で、1つの参考としての考えを書かせて頂きたいと思います。
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