今日は、セミナー後の散策の中で出た話題の最後で、エネルギー感覚について書いてみたいと思います。
エネルギーをどう感じるのか、偏差について、ヒーリングには活用しないのかと言ったようなお話がありました。
なかなか、そうしたエネルギー感覚を言葉で伝える事が難しく、特に最近は、感覚が大きくなるに従って表現のしようがなくなってしまい、あまり取り上げなくなって来た話題でもあります。
まず、エネルギー感覚をどの様に感じるのかですが、何となくのイメージは皆さんもあるのではないかと思うのですが、気功の気とか、オーラとかそんな感じだと思います。
一概には言えませんが、気と言うと体内のエネルギー、オーラと言うと体外のエネルギーをイメージしやすいのかも知れません。
実際、エネルギーは肉体と言う枠を越えて感じられる訳ですが、体内のエネルギーは強く感じられるのですが、体外のエネルギーは感覚が強くなって来てようやく感じられるようになって来ます。
体外のエネルギーには強さは無く、広がりと言うか柔らかさと言うか、体内に感じられるものとは性質が異なります。
上手く伝えられませんが、エネルギーが異なると言うよりは、同じエネルギーでも感じられ方が違うと言う事の様な気がします。
いずれも同じエネルギー体の中での感覚なのですが、そのエネルギー的な球体の組み合わせによって、体内に感じられる部分と体外に感じられる部分とで感覚の生み出され方が異なるようです。
それについては、セミナーの中でも円の重なりを図に描いて少し振れたのですが、フラワーオブライフと言うかメタトロンキューブの様な円の組み合わせによって、人間の感覚と言うのは生み出されているみたいなんですね。
その重なり具合や位置によって、私達の「あらゆる感覚」が生み出されているのです。
偏差と言うのは、頭部にエネルギーが強く偏ってしまう事であり、偏差として痛みを出さないまでもそうして強くエネルギーを感じる時と言うのは、その話をしている時は風船で押されたような感じと言ったのですが、もっと強くてゴムをギュッと押したような感じです。
風船はもう少し、広く全体で感じる時の感覚に似ています。正確ではなく、あくまでも強引にイメージを伝えようとする中での表現ですが。
そして、偏差を経験された事があるという方もいらしたのですが、そう言う方には特に瞑想がお勧めです。無理の無い形で、気功等も少しずつやってみると、そうした感覚が伸びやすい体質と言うか個性を持たれていると思います。
私達が最優先するのは、エネルギー感覚よりもスピリチュアルであると思うのですが、そうしてエネルギー的な体質を持っているのであれば、それを無理なく育ててみるのも、経験として面白いのかも知れませんね。
あとは、それをヒーリングに活かしてみないのかと言う事だったのですが、試した事はあるのですが、あまり明確な効果が分からなくて深くは追求していないと言った感じです。
どちらかと言うと、それはエネルギー感覚が出るよりも前に興味を持っていて、エネルギー感覚が出てからは、その感覚自体の探求に意識が向いている部分が大きいです。
また、ひふみ神示を読んだりして、逆にヒーリング的な能力を持ってしまうことに不安を感じたという事もあります。意外と深い部分では、それによってヒーリングへの深入りを避けている意識があるのかも知れません。
本来、人は心身ともに健康な生活をしていれば、よほど病気等になったりする事は無いのだと思います。つまり、病気になるということは、その人の中にある程度の原因があると思うのです。
その原因を拡大させるのが、ウイルス等の外的な要因であるにしても。
それをヒーリングで外からエネルギー的に直してしまうと言うのは、対処療法であって、その人自身の内的な原因が改善されていなければ、いずれまた再発してくる事になると思います。
しかし、ヒーリングによってある意味不思議な効果を見せてしまうと、人間的な心理としてそれに依存する心が出てくると思うんですね。
それが広まって、人が度々訪れてくるような事になったら困ってしまいます。わかり易く極端に言ってしまえば、その人の持つ問題によって起こった病気の、尻拭いをし続けなければならなくなってしまうのです。
人々は、「不思議な力」で手っ取り早く直してもらう事を望み、「自分の内にある原因の地道な改善」にはあまり関心を持たない事でしょう。
ひふみ神示では、より大きなヒーラーと言うのは、そうした人々の内にある原因を解消に導く人達だと言っています。
それは、簡単に解消できるものではなく、人生を通じて時間をかけてその人自身が解消して行くものですが、そうした取り組みのサポートにこそ、外から関わって行くより大きな価値があると思うんですね。
つまり、それはスピリチュアル的な目覚めへの取り組みに対するサポートだという事です。
ヒーリング的な力を持って見せてしまう事で、そうした不思議な力に依存したいと言う人達を引き寄せてしまう事って、正直なところとても怖いんですね。
その力で直してしまえば、より多くの人がその不思議な力に依存してくる事になるでしょうし、それを断れば酷い事もたくさん言われるのかも知れません。
それは、結局の所、お互いを不幸にしてしまう事だと思うのです。
例え地味で、ヒーリングの様に不思議な力でなくても、各自が自らの内から心身ともに健康になって行くためのスピリチュアルな目覚めに関わって行く方が、遥かにいいのかなぁと思っています。
ただ、以前のコメント欄で少し頂いたように、震災等で医療物資・医療関係者が絶対的に不足している場では、そうした能力が大切になってくるという話もあり、そうすると、持っていると便利な能力ではあるなぁとも思えては来ます。
エネルギーを回転させる事が、ヒーリングの秘訣になるのかも知れません。また、時間と気が向いた時には少し勉強してみようかなぁとも思わせてもらえました。
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