2019/06/22

世界情勢とアセンション

時代の流れ、アセンションの過程がそこかしこに浮かび上がって来ています。しかし、それもその様な視点を持ってみなければ、ポジティブな変化として捉える事は出来ず、ただ混乱が深まっているようにしか見えないのかも知れません。

例えば先日、香港では200万人のデモが行われました。これは、中国共産党と言う巨大権力に、市民が一丸となって立ち上がる事でそのたくらみを阻止し、操り人形として動く行政トップを辞任させようとしているものですよね。

そして、現在もイギリスで続いているブレグジットでも、同じ事が言えます。EU委員会と言う巨大権力に対して国民が立ち上がり、そうした権力の言いなりになっていた首相を辞任に追い込んだのだと言う事です。


そうした、中国・EUと言う特殊な権力構造を持つ巨大組織同士は、引き寄せの法則によって経済的・政治的にも強く繋がりあっているのだと言う事はこれまでの記事の中でも書いて来ました。

ドイツを筆頭とするEUは、あまりにも深く中国と関わりすぎたために、経済崩壊が始まった中国から距離を取りたくても、離れることが出来ずにいるのだと言う事です。

そうした、現在の世界情勢において、その中心となっているのが米中の覇権争いです。それは、当初の貿易戦争と言う枠組みを遥かに越えて、米中覇権争い、そしてついには、アメリカによる中国共産党の打倒と言う核心が見え始めています。

トランプ大統領を支える勢力としては、中国を大混乱の崩壊へと導きたい訳ではなく、中国共産党による支配体制を終わらせ、民主化への移行を進めさせたいと言う事なのです。

そのために、習主席との首脳会談にこだわっているんですね。民主化意外に進む道は無い状況へと追い込んで、このまま大崩壊へと向かうのか、それとも自分達で民主化を進めるのかの二択を迫っているのだと言う事です。

トランプ大統領とそれを支える勢力は、中国の民主化が自主的に最小限の混乱で進んで行く事を望んでいます。

しかし、現状ではかなりの確率で、中国は自滅の道へと向かって行く可能性が高いのかも知れません。

なぜなら、中国共産党幹部にとっての最大の関心事項は、アメリカとの関係ではないんですね。それ以上に、ハッキリと共産党内部における権力闘争に意識が向かっているのです。

そのため、中国の行動には一貫性が無く、自らの首を絞めるような事をあちこちで行っているんですね。

例えば、香港の件にしても、タイミングとして最悪であり、中国としては強く自分の首が絞まる結果となっています。

そうして、それは自分の手で自分の首を絞める事によって、共産党の内部抗争の中で意図的に習主席の立場を追い込んでいる可能性があるんですね。結果として、自分達の首も絞まっていると言うのに。

どこからどう見ても、それは3次元的なあり方における末期状態にしか見えません。

アメリカでは、人々の目に見えない裏側で、軍産複合体や金融マフィア達の権力からの排除が進み、海兵隊等が中心になって裏からトランプ大統領をサポートしているんですね。

つまり、アメリカでは3次元的なあり方から4次元的なあり方への移行に成功したと言う事です。

ただ、それはトップの切り替えが成功したと言うレベルに留まり、これからそれに沿って全体の移行が進んで行く過程では、自分達の日常レベルにおいて様々な混乱が出てくる事にもなるのでしょう。

しかし、中国ではそもそもトップが、いまもその様な3次元的な現実の末期状態を演じている訳であり、米中間で習主席がほぼ独断で実質的な民主化への移行を合意しない限りは、中国は激しい崩壊を迎えるしかないと思われます。

習主席は先日、ロシアを訪れて友好関係を演出したのですが、ロシアはそれに乗る様なリップサービスと演出によって、経済・技術協力的な実の部分をシッカリと手に入れています。

ロシアは、本音では明らかに中国を信頼していません。

その後、習主席は北朝鮮を訪れて、アメリカとの交渉を促しましたよね。米中首脳会談に向けての手土産と言う事でしょうね。これで、手加減してくださいと言う。

習主席はこれまで国内での独裁体制を進めて来たために、国内でも敵だらけ、海外にも敵だらけで、見ていて気の毒なのですが、これまで積み上げて来たカルマを、国内の民主化によって解消して行くしか道は無いんですね。

ただ、それを選択すれば、恐らく暗殺されるであろう事も確実であり、やはりいずれにしても、中国は今後しばらく難しい時代へと入って行くのかも知れません。

中南米辺りでは、既にそうした困難な状態に突入している国も多く、マフィアに支配された中米の小国等の現状を見てみると、正直なところかなり怖いですね。

中国が崩壊すれば、EU、朝鮮半島も巻き込まれるだろうと思います。

その時のために、日本ではTPPを核とした経済圏、日米安保からのインド・太平洋戦略による防衛、などを着々と進めているのだと言う事です。

ただ、政治はそうした戦略を持っているのですが、企業はそうした世界の変化があまり見えていないんですね。つまり、サラリーマン経営者が舵を取る大企業では、今年の利益が最重要視され、市場の大きな中国に未だに向かい続けている傾向があるんですね。

ひふみ神示の中に、次のような意味の言葉が書かれています。

状況が苦しくなってくると、外国がよいといってドンドンと外国に出て行く人達もいるけれど、自分の国を捨てて外国に行ったところで痛い目にあうだけだ。

バブル崩壊後の経済停滞の中で、日本企業はどんどんと人件費の安い海外への進出を進めて来ました。

そして今、様々な状況の変化が加速する中で、そこから国内へと戻ってくる企業と、さらに海外での拡大を続ける企業とがあります。

どちらが良い悪いと言う話ではないのですが、単純な採算にのみ囚われて海外での拡大を続けると言う事は、この先の変化の中ではなかなか難しい状況に追い込まれて行くのかも知れません。

この様に、全ての事柄と言うのは、アセンションと言う壮大な流れの中で起きていることなんですね。

いつになったらアセンションが始まるの?と、あり得ない魔法を待っているのでは、前へは進んでいけないのです。

必ずしも、そうした視点から世界を見ていなければならないと言うものではないのですが、自分自身の現実においては、そうした視点から確実に調和的なあり方を自分の中に浸透させて行かなければ、自らの波動は3次元の中から抜け出せないと言う事は言うまでもありません。

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今日か明日くらいにも、また1本(3本目)の動画がアップできると思います。

アップするたびにブログで報告すると言う事はしませんので、もし、ご興味のある方は、チャンネル登録してブログの更新と同様に、動画の更新も気にかけていただけると嬉しいです。

YouTube 砂見漠


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