2019/06/04

浮き上がるカルマ

国内情勢が危機的な状況へと転げ落ちて行く中国では、今日が天安門事件から30年と言う節目の日になるそうです。

それに限った事ではないのですが、何となく中国がキナ臭くなって来ており、どこかで軍事的な方向に暴発しなければいいけれどと、ちょっと心配です。

世界的に、ここからの大きな変化は避けて通れる道ではありませんが、出来れば穏やかに進んで欲しいと思っています。ただ一方で、それでは目覚める機会が生まれず、茹でガエルになってしまう人が多いかもしれないと言う心配もあります。





まず、自らの波動上昇を上手く捉えて行くためには、自分自身のスピリチュアル的な目覚めを進め、波動を高めて行くことが大切です。それによって、確実に4次元領域へと踏み込んで行く事になるのです。

しかし、その過程で映し出される社会的な変化と言うのは、集合的な波動による部分が大きい訳で、必ずしも個人的な波動と一致して映し出される訳ではありません。

例えば、集合的な波動上昇が上手く進まなければ、極端に言えば社会は戦争的な課程を辿る可能性も無くは無いのです。(私が捉えているタイムラインでは、少なくとも世界大戦級の戦争は無いと確信していますが)

しかし、そうした中でも自分の波動を高めて行く事が出来れば、自らの現実(日常)は、それなりに乗り越えて行くことが出来るのだと言う事です。テレビや新聞の中で戦争・紛争が報じられていようとも。

社会の置かれた状況について、ここ数年でとても強く感じているのは、国や地域としてのカルマが確実に浮かび上がって来ていると言うことです。

個人でも社会でもそうなのですが、自分達が一度放ったエネルギーと言うのは、それが勝手に消えて無くなってしまうと言うことは無いんですね。

物質的な世界観においては、その場その場で物事が完結しているように見えても、エネルギー的な視点からは、必ず自分達の放ったそのエネルギーが自分達のエネルギーの中に残り続け、出来事として表面化し解消される機会を待っているのです。

あまり具体的な事は書きませんが、現在の世界情勢を見ていると、それぞれの国や地域としての社会的なカルマが浮き上がって来ているように見えてなりません。

そして、なぜ今、その様にして集団や個人の中にそうしたカルマが浮き上がって来ているのかと言えば、それが3次元的な波動領域からの卒業試験になるからなんですね。

私達の波動が上昇すればする程に、自分の中にある低波動な部分がますます鮮明にクローズアップされて来る事になります。

その部分を自分の中で消化(昇華)する事が出来れば、そのまま4次元へと進んで行く事が出来ますし、それが出来ずに拒絶すれば、跳ね返したその波動に引っ張られて3次元領域に残る事になるのです。

クローズアップされる低波動がどの様に表れてくるのかと言えば、「不安」「恐れ」「怒り」などですよね。それを、自分の中に受け入れて解消・乗り越えられるか、他人や環境のせいにして自分の外にはじき返すのかと言う事になります。

ただ、5次元が完全にそれらの問題が解消された波動領域だとすると、私達が踏み込もうとしている4次元と言うのは、まだ3次元からの以降過程の領域であって、それを完全完璧に考えて諦めてしまう必要はありません。

取り合えず、そうした方向性を見つけ出し、日常の中での取り組みを始めている事、あとはそれがどの程度進んでいるかと言う部分の問題になってくるのだと思います。

4次元の波動領域にも、まだまだ3次元(分離)的な波動が残って行く事になるのだと言う事です。しかし、3次元の現実から見れば、それは桁違いに少なくなって行く訳ではありますが。

例えば、そうした中で、一般的な日本人がどういったカルマを持つ傾向にあるのかと言えば、「依存」であると思います。

他の国々の人達も、集団としてそれぞれに異なるカルマ的傾向を持っている訳ですが、日本人の特徴は「依存」的な低波動にあると感じるのです。

例えばそうした人々は、アセンションと言う時代の流れ(あるいはアセンションを知らなくても理想的なあり方)を知り、変化が訪れるのを今か今かと「待っている」のですが、結局の所、待つのではなく自分から進んでいかなければ何も変わらないと言う現実の中でカルマを解消する機会を得ているのだと言う事です。

自分の外側の変化が自分を変えてくれないだろうかと、「依存」していると言う訳ですね。

それはあくまでも傾向であって、全ての日本人が同じカルマを持っていると言う訳ではありません。

しかし、いずれにしても4次元の波動領域へと移行して行くには、各自の中から浮き上がって来ている、そうした諸々のカルマ(自ら発した低波動の跳ね返り)を解消して行く必要があるのだと思います。


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