2019/10/14

分離するタイミング

台風19号が通過し、各地で被害が出ているようですね。復旧作業がスムーズに進まれる事を願うばかりです。

こうした出来事をアセンション的な視点から俯瞰してみると、それは単発的な出来事の1つではなく、地球・人類規模で進む大きな変化の一部であると見る事が出来ます。

実際に世界では、2000年前後から自然災害が急増・大規模化する傾向が如実に表れており、その影響が金融・経済・食料問題等へも拡大し続けています。


決して不安を煽りたい訳ではないのですが、そうした流れはアセンションに挑む今の時代においては、避けて通れない事なのです。

2000年頃や2012年頃に、人類滅亡説などが頻繁に取り上げられましたが、アセンションが上手く進まないタイムラインであれば、実際にそうした世界を経験する可能性もあったのです。

それどころか、どちらかと言うと、そちらの方がメインシナリオでさえあったんですね。パラレルワールドにおける殆どの地球と言うのは、そうした滅亡型のシナリオを辿っているのです。

そうした中でも滅亡する事無く、取り合えずここまで辿り着いているのが現状です。だからこそ、チャネリングの中には私達を賞賛するものが見られるんですね。

タイムラインと言うのは、大きな束としては人類として共有しているのですが、その1本1本は個人単位で捉えているものなんですね。

1本1本の糸が個人のタイムラインで、それが編み込まれてロープとなっているのが人類のタイムラインと言った感じです。

そのロープの様な人類のタイムラインの中で、私たちは同じ現実を共有しているのですが、エネルギー的なポイント(時期)に達すると、大きな束としてのタイムラインが分離して行く事になります。

つまり、最終的にはソーラーフラッシュを伴うイベントによって、「4次元へアセンションするタイムライン」と「3次元に残るタイムライン」とに、それぞれの未来が大きく分離するのだと言う事です。

既に現時点において、今回のアセンションは大成功だと言われている訳ですが、それは、個人単位ではなく、社会として文明を維持出来る規模の人々が、4次元に上昇するタイムラインを捉えているからなんですね。

つまり、あっちで一人、こっちで二人と言う規模ではなく、全体の何割と言った規模にまで膨らんでいるという事です。

まだ、最終的な分離が起こるのはこれからなのですが、その時にどちらの流れを捉えるかと言う事は、既にその人のあり方によってほぼ決まっています。

人間って、そんなに簡単にコロコロと変われるものではないですよね。三つ子の魂百までもと言われるように、自分のあり方を変えて行くと言う事はとても難しいのです。

それは、人生を通じて魂として取り組んで行くものなんですね。実際に私たちは、そうした学びのために、人生と言う経験の中への転生を繰り返しているのです。

ただ、今回のアセンションにおいては、3次元と4次元の分離境界線付近にいる人たちがそれなりの規模で存在しており、それを少しでも4次元の側に取り込もうと言う事なのです。

それが、大難を小難に変えて行くと言う事にもなるんですね。

私達人類と言うのは、これまで魂の転生において、地球上で25,000年のサイクルを3度繰り返して来ました。(25,000年のサイクルは、さらに12,500年のサイクルを2度として見る事が出来ます。)

大雑把ではありますが、1度目のムー文明のサイクル、2度目のレムリア文明・アトランティス文明のサイクル、そして現在のサイクルですね。

過去2度のサイクルでは、文明規模ではもちろん、小規模な集団としてさえもアセンションした人々は殆どいないという事です。

中にはマヤ文明のように集団でアセンションした文明もあるのですが、それらの人々は一時避難的に地球に住んでいた人達になります。

つまり、ある意味でそれは宇宙人(宇宙文明)的な存在であって、地球上で75,000年の大サイクルの中にいる私達とは異なる存在なんですね。

また、アトランティス末期には、僧侶の階層にある人々が小規模な集団としてアセンション出来る水準にありました。

しかし、彼らは他の人々がこのサイクルでアセンション出来るようにサポートするために、3次元の地球に自らの意思で残ったと言う事なのです。

そうした人々がチベット等に転生して、これまで高度な精神世界の種を守り、蒔き続けて来たのだと言う事です。

地球上における経験環境としては、今回のアセンションの機会をもって75,000年の大サイクルが終了する事になります。

そして、「惑星地球」自身がその学びを追えて5次元(当分は4次元も含む)へとアセンションをするのです。

4次元へとアセンションするタイムラインを捉えている人は、それに付いて地球上での学びを継続して行くことが出来ます。

しかし、3次元の地球は、これから火星や金星など太陽系の他の惑星と同じように、地上に生命活動の無い環境へと向かって行く事になります。

3次元に残る人々は、そうした流れの中で今回の人生を終え、次からは他の惑星に転生の場を移して、新たな学びのサイクルに入る事になるのです。

今と言う時期は、アセンションする上でそれ程に貴重な時期であるのだと言えます。

例えば25,000年のサイクルの中では、人々の捉えているタイムラインの束に分離が起こらないために、基本的にはアセンションをすることが難しいんですね。

それは、25,000年ごとの収穫の時期にだけ、より高い次元へのタイムラインの分離が起こると言う事です。

そして、私たちは過去2回(ムーの時代、レムリア・アトランティスの時代)の機会を逃しており、今回の3度目(大サイクルの終わり)が、地球上での最後のチャンスとなる訳です。

とは言え、魂とは永遠の存在です。永遠であると言う事は、早い遅いには大した意味は無いと言う事なんですね。

早い方が良いとする価値観は、限られた時間における経験の中でのみ成り立つものなのです。

より大切なのは、「今・ここでの経験を充実させる」と言う事なんですね。しかし、それを探求して行くと結局は目覚めが早まり、アセンションへのタイムラインを捉えやすくなると言う事になります。

この時、はじめから結果を求めない事が大切です。まずはキチンと目的を果たす事が大切であり、結果はそれによって自然に付いて来るものだと言う事です。

これから私達の経験世界は、ますます混乱を深めて行く事になります。

しかし、私たちはこうしたスピリチュアル的な学びを通じて、既にポジティブで調和的にある事の重要性を学んで来たはずです。

つまり、混乱を乗り越え4次元へとアセンションするための答えは、既に得ているのです。

しかし、私たちは思考(知識)の領域においてはそれを知っていながら、信念(常識・世界観)の領域にまではそれが浸透していない傾向があります。

知識と行動が伴っていない状態です。

なぜなら、信念(常識・世界観)の領域には、競争に勝って生き残らなければならないと言う、これまで社会から植え付けられ、そして自ら受け入れて来た世界観がこびり付いているからです。

知識で知る事と、実際にそうある事とは、まるで別の次元の取り組みになるのですが、私たちは知識を得る段階を繰り返すばかりで、その先に進もうとしない傾向があります。

教育のあり方によって、そうした誤った学びの姿勢を植え付けられて来たからでもあります。

そうした現実は現実として把握して、今ある自分を受け入れつつ、その場所から地に足の付いた学びを進めて行きたいところです。

自分の現実を否定し、掛け離れた理想に振り回されてカラ回りをする事は、あまり効率的な学びとは言えません。

未来に囚われて力むこと無く、リラックスして楽しみながら「今・ここ」での経験に意識を集中していけるといいですよね。

・・・・・・・・・・・・・

さて、セミナーの開催が一週間後に迫って来ましたが、今回は今のところお申込みが少なめになっています。

全ての出会いや出来事は必然であり、少なければ少ないように、多ければ多いように、ご参加いただける皆さんとポジティブな経験の場を共同創造して行けたらと思っています。

とは言え、まだ開催までは時間がありますので、ご興味のある方はぜひご検討してみて頂けると嬉しいです。

・セミナーの開催について(10.20 名古屋)


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4 件のコメント:

  1. 前回のセミナーに出席させて頂き、今回も出席させて頂く予定の滋賀県在住の者です。
    はじめて、投稿させて頂きます。今回のセミナーを大変楽しみにしています。
    物質世界が、幻想の世界であることを知ったのは、砂見さんの電子書籍を読ませて頂いてからです。それから、いろいろな書物やブログ記事を読み、今では、自分の思考が自分の現実を創造することを確信しており、そのことを信条にして生きているつもりです。
    そして、自分の現実は、自分で見えている範囲だけが自分の現実であり、その仮想現実を、視覚、触覚、聴覚、臭覚、味覚で、あたかも実在しているかのように体験しているのだと理解しています。そう考えると、波動エネルギーの振動が遅くなって、見えない水蒸気が、固体の氷になるように物質化するという説明をよく聞くのですが、厳密には、物質は存在しておらず、存在していると思っているだけで、実在するのは、波動エネルギーだけなのではないかなと思っています。すなわち、宇宙には物質など存在しないのではと思っているのですが、この点について、お教えいただければと思っています。
    よろしくお願いします。

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    1. TOCさん、ありがとうございます。私も実際にお会いして、皆さんの考えや疑問について共に話し合えることを、とても楽しみにしております。(^-^)

      そうですね、書いていただいた事についてはまさにその通りだと思います。とても深く理解されていると思います。

      意見交換会での題材としては、日常経験的な事から世界観に至るまで様々なテーマがあると思いますが、それは世界観の核心(原点)となる部分のお話ですね。

      座談会の中で(・・・と言う事でよろしかったでしょうか?)取り上げさせて頂きたいと思います。そして、ここでは少しだけ導線を書かせて頂きます。

      全ては波動エネルギーである訳ですが、ただ1つだけ、そこに含めて良いのかどうか解りかねているものがあり、それについてお話ししたいと思います。

      その話の延長で、例えば目の前にスマホがある場合。

      スマホは実在するけれど実在せず、現実であるけれど現実でないと言う事になります。

      ややこしいですよね。

      その辺をスッキリさせる考え方についても、お話ししてみたいと思います。そこに経験創造の奥義が隠されてるんです。(^-^)

      な~んて言って、難しい話ではなくとてもシンプルな話。シンプルな話だけれど、とても大切な話。

      セミナー第2部の座談会は、そんな感じでスタートさせて頂こうかと思います。お申込み頂いた他の皆さんも、こうして事前にテーマを頂いても、当日のお話の中で出して頂いてOKです。(特に無いと言う方も大丈夫です)

      人数も今のところ少なめなので、抱えている疑問などがある方は遠慮なく出して頂けそうです。

      知識的な事、経験的な事、悩み的な事、それについてのスピリチュアル的な見解を一緒にお話しして行けたら嬉しいです。

      TOCさん、絶妙のタイミングでコメントいただきましてありがとうございます。こちらこそ、よろしくお願いします。

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  2. 早速、返答頂きありがとうございます。
    ますます、セミナーが楽しみになってきました!

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