2019/10/17

「これまで」と「これから」

私たちの物質的、より正確にはエネルギー的な環境(物質はエネルギーの一形態)は、確実に変化を加速させ始めています。そうした環境変化と言うのは、確定事項であり、良いとか悪いと議論するものではありません。

問題は、そうした環境の変化に対して、私たち「各自」がそれをどの様に経験して行くかと言う事にあります。

私たちがどうしようとも、環境変化は絶対的に加速を続けます。それを受け入れようが抵抗しようが、その変化が止まることはないのです。


しかし、それを受け入れて自分も変わって行くのか、それを拒んで古いあり方(競争)に固執するのかによって、各自の経験は大きく異なってくる事になります。

そして、そのあり方によって、未来は各自それぞれに相応しいものへと分離して行くのです。

基本的にここに書いて行く事は、そうして分離する経験世界において、調和的な4次元世界へと次元上昇して行く流れに沿ったものです。

つまり、全ての人がそうした現実を辿ると言うのではなく、次元上昇して行く人たちには1つの傾向として、そうしたあり方が見えてくるのだと言う事です。

そのため、3次元世界に残る選択をしている人たちは、それとは異なった経験過程を辿ることになります。

これまでの私たちには、頭で知識を吸収する時間が長く続いて来ました。それは、確実に知識を積み上げて来たのだとも言えますし、それをなかなか自分のあり方として、行動の中にまで浸透させられずに来たのだとも言えます。

つまり、「知識として知っている」だけの状態から、「実際にそうある」状態への移行を、これまでは、各自のペースで控えめに進めて来たのです。

知識をあり方(行動)にまで浸透させるためには、その思考(知識)を信念(常識・世界観)の領域にまで浸透させる必要があるのだと言う事でした。

それが「これまでの時間帯」における取り組みであり、その中心は主に「頭の中」での取り組みであったと言えます。

しかし、「これからの時間帯」は頭の中だけではなく、実際にそうある事に取り組みの主体が移行して行く事になります。

それは、今年(2019年)に入ってから、繰り返し書いて来た事です。

また、これも繰り返し書いて来ている事ですが、社会的な混乱がかなりの所にまで近づいて来ています。

数か月のうちには金融・経済の分野から、日常生活を大きく揺さぶり始める変化が始まるのではないかと思ってもいます。

そうした現実を通して、私たちは「ただ知っていた」事を、「実際にそうある」事へと浸透・進化させて行く必要があるのです。

それは、日常の混乱という環境変化の中で否応なく、そうした変化へと進むのか、それとも後戻りをするのかと言う選択に迫られ続けることになります。

その時、前(調和)へと進む事が出来るのか、後ろ(競争)に戻るのかと言う事が、そのまま4次元へ進むのか3次元へ戻るのかと言う結果に繋がって来るのです。

そうは分かっていても、混乱する現実の中で「自分や家族を守りつつ」と言う前提がある訳で、現実に即した形でバランスや表現方法を選択して行く必要があります。

「自分の事で精いっぱいなのに、他人なんて助けられる訳がない。」と言うように、〇か×の二者択一ではなく、何は出来るけれど何は出来ないと言うバランスと表現方法を、常に調和的に表現して行く意識が大切なのです。

そうしたこれからの変化において重要なのが、現実としての日常生活圏において、調和的な繋がりの核となりえる人を見つけておく、あるいは見つけて行く事です。

そうした意識を持って見ていれば、混乱する現実の中にあっても、中長期的な時間の中で次々と調和的なあり方のお手本を示して行く人が必ずいるはずです。

そうした人と繋がり協力し合って行く事が、これからの変化を乗り越えて行く上での、もっとも効率的な前進方法になります。

その人の高波動に共鳴する事によって、自分の波動がどんどんと引き上げられて行くのです。

ただ、その時に自立した立場から調和的に共鳴する事を心がけて下さい。つまり、その人に依存して行ってしまう事は好ましくありません。

あるいは、こうしてスピリチュアル的な取り組みを進めて来た皆さんが、そうしたコミュニティの小さな核となって行く事も出来るのだと思います。

今回のアセンションは、特大な核がみんなを引っ張り上げると言うものではなく、小さな核が次々と繋がり合いながら、連鎖的な上昇が起きて行くタイプのものになります。


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