前2回の記事で、エネルギーの大きな波について取り上げました。10月1日午後からエネルギーの波が到来し、5日時点でもその余韻あるいは大幅に底上げされた強いエネルギー環境にあると言う事でした。
その後の推移から、それは一時的に残された余韻ではなく、底上げされた新常態である事を確認しています。つまり、大きな変化が起きているのだと言えます。
今月に入ると同時に、エネルギー環境的には「過去最大級のステージアップ」が起こっており、自分の中では「いよいよかな」と言う思いと実感が、控えめに出て来ている感じです。
それが「控えめ」である意味は、これまでにも散々にそうした思いを抱いて来たものの、社会的な現実としては未だにそれが始まりきっていないと言う経験から、自然と控えめになってしまうのです。
しかし、今回あらためてこの様な変化を経験していると、世界と言うのはこうしてゆっくりと大きく、確実な加速を見せながら変わって行くものなんだなと言う事が実感されます。
その上で、前回も軽く触れたように、このエネルギーが何か個別の出来事に繋がるのだと言う見方はしていません。
それは、全体としての世界の変化を、あらゆる側面から加速させる土台となるエネルギーであると思っています。
今から年末に向けて、さらに2020年を通じて、社会的な変化が大きく加速して行く可能性はとても高まっていると思います。
例えば、世界経済(特に貿易)は米中の覇権争いによって、昨年から減速し始めているのですが、今年に入ってさらに減速を続け、夏以降には更なる急減速状態に陥り始めています。
ところが一方で、世界の株式市場は各国政府(政策や公的資金)等の人為的な買い支えによって、不自然に高い所で買い支えられています。
もし、そうした経済実態を素直に反映して株価が暴落してしまえば、その国では金融システム不安(不良債権問題等)が起こる事になります。
そして、資金が海外に逃避する事で通貨安が起こり、インフレによって金融・経済が崩壊してしまう可能性が高まります。
つまり、実体経済が加速的に悪化している中で、それを反映すべき株価が不自然に高い所に維持されているのが現状です。
そうした中、欧州では今月末にイギリスがEUを離脱する可能性が高くなって来ています。イギリスからの新提案を、EUが受け入れる可能性が出てきているのです。
イギリスの離脱は、EU崩壊の加速へと繋がるだけにEUとしても悩ましい所ですが、ここまでイギリスの離脱意志が固いと、諦めて落としどころを探さざるを得ないと言った事もあるのでしょう。
また、韓国では中国経済急ブレーキの煽りを受けて、中国に依存して来た輸出が急減速しています。また、日本の貿易規制によって、韓国経済の中核を成す半導体産業の危機が現実のものとなり始めているのです。
そして、アメリカは中国への制裁を淡々と積み重ねています。口先的には緩急織り交ざっているのですが、実体としては、一貫した厳しい姿勢が貫かれているのです。
その結果、中国における金融・経済の状況は末期的であり、ありえませんが、仮にアメリカとの合意が成立したとしても、今からその崩壊を止めることは不可能だと思います。
個人的な日常においても、悪くも良くも悪くも、色々な物事が逆波立つように起こり始めています。
エネルギー的には、明らかに今月に入って1つのスイッチが入りましたが、私達誰もが強く実感するのは、社会的変化のスイッチが入る時です。
それは、主には自然災害であったり金融・経済崩壊であったりする訳ですが、それらは世界的に中規模から比較的大規模なものまでが、既に頻発している状態の中にあるのです。
そして、どの段階でどこから特大級のものが飛び出すのかと言った所なのですが、既にそうした秒読みは3・2・1・・・の段階にまで進んでいます。
そうした現実にあって、私たちはそこから逃げたいと不安に囚われるのではなく、そうした時代の変化をより大きな視点からポジティブに捉える事が重要です。
そして、混乱を伴うその大きな変化を前もって自分の中に受け入れ、それをポジティブに乗り越えて行ける自分に目覚めておきたい所なのです。
そのためには、スピリチュアル的な目覚めは欠かす事が出来ませんし、物質的な備えについても、自分にとって無理のない範囲で進めておきたい所です。
中国では、国慶節の連休明けで、今日から金融市場が再開されています。そうした何気ない出来事にさえ、暴落などの危険性が孕むほどに、全体の歪みが大きくなっているのが今の世界の現状なのです。
0 件のコメント:
コメントを投稿