2019/07/22

変わり行く世界

アセンションにおける流れと言うのは、3次元的な分離(競争・支配・物質偏重)によるあり方を手放し、4次元的な一体(調和・与え合い・スピリチュアル)におけるあり方への移行になります。

そうした中で、分離的なあり方を手放す事が出来ずに、滅亡・破綻的な経験を辿る人達も出てきますし、スムーズに調和的なあり方への移行を進めて行く人達も出てきます。

そうした、今と言うスクランブル交差点を抜け出すと、その先においては、分離的なあり方を手放さなかった・手放せなかった人達は、自らの意識の中で3次元領域での経験世界を共有して行く事になります。その一方で、調和的なあり方を掴み取った人達は、その意識の中で4次元領域での経験世界を共有して行く事になるのです。そうして、私達の経験世界は分離するのだと言う訳です。


そうした移行過程と言うのは、あらゆる側面から表れてくる事になります。例えばそれは、単に各個人が辿る過程に限られたものではなく、それぞれの国や地域においても、集団として同じような過程を辿って行く事になります。

典型的な1つの例として、中国共産党(中国政府)と言う組織は、3次元的な現実を握り締めて破綻への道を真っ直ぐに突き進んでいるように見えます。

私達各自の内面においても、大なり小なりそれと同じ様な過程が経験されて来た・経験されているのだと言えます。また、それを中国人として捉えてはいけないと言う事にも留意してください。

最近の記事で、韓国政府と韓国人を区別して捉える必要があると書いたように、中国や他の様々な状況を把握する上でも、そうした点に気をつける必要があるのです。

なぜなら、そうした多角的な視点を持たなければ、そこから調和を育てて行くことが出来なくなってしまうからです。

「頭の中のスピリチュアル的な知識」と、「分離的に見えてならない現実」との乖離を埋めて行くために、最近はこうした具体的な話を重ねていますが、本当はあまりそうした記事は書かない方が良いような気もしています。

ただ、このまま茹でガエルが増えて行くような事になってしまう現実も避けたい訳で、目の前の現実とリンクさせた解釈をこのまま増やしていこうかと思ってもいます。

中国共産党と言うのは、超巨大な利権組織です。基本的な考えとして、中国の政治と言うのは国民を守るためではなく、共産党(利権)を守るために機能しています。

日本国内にも様々な利権が存在していますが、そうしたお金と権力の力で繋がった組織と言うのは、これまでの3次元的な現実の中では、水を得た魚の様に好き勝手に振舞う事が出来ていたのです。

しかし、徐々に地球の波動が上昇して行く中で、日本ではこれまでにそれなりの利権解体が進んで来ましたよね。郵便局は民営化され、原発は止められ、金融機関はゼロ金利政策で疲弊し・・・。

ただ、中国では一党独裁の巨大国家と言う事で、そうした利権の解体が進まずに、共産党内部での権力闘争ばかりが続いていたのです。

そして、内部での潰し合いが加速しながら、さらに、日米等の外部からも圧力が加わり始めているのだと言う事です。

日米の政権と言うのは、それぞれネガティブな勢力の排除において大きな峠を越しており、以前よりはかなりポジティブな勢力に主導されています。

ポジティブな力と言うのは、調和的な関係の深化と拡大に向かって行くのですが、ネガティブな力と言うのは支配的な関係の強引な拡大に向かって行く事になります。

そのために、チベット・ウイグルを飲み込んだ上での弾圧が今も続き、香港にも支配の手を伸ばし、台湾へも触手を伸ばし続けている中国共産党との関係を断っ動きが加速しているのです。

ネガティブな勢力と言うのは、関係を立たれて搾取の拡大が止まれば、後は自滅して行くしかないんですね。そのため、軍事的な戦争のように強引な手に打つ必要はないのです。

そうした中でもそうしたネガティブな勢力に近づいて行くものもあり、それはやはり同じような波動を持った政府なんですね。例えば、韓国やEUです。繰り返しになりますが、それは政府レベルでの話であって、国民個人レベルでの事を言っている訳ではありません。

日本の現政権は、トランプ大統領が誕生する前から彼への接触を積極的に積み重ねており、中国共産党の危険性を伝え続けていました。

それもあって、現在のアメリカは中国との関係を確実に段階的に断ち始めているのだと思います。国と言う巨大なレベルでの話であり、無駄な混乱を極力避けて行くために、様子を見ながら段階的に進めて行く必要があるんですね。

そうして米中の分断が急展開し始めている間に、日韓の間ではレーダー照射・天皇への謝罪発言・慰安婦財団の解散・朝鮮半島出身労働者問題への判決など、確実に分断への序章が積み重ねられて行きました。

それはこれまでとも同じ事なのですが、今回は日本政府が一歩も引く事無く、着々と対応を重ねて来たのは、そうした流れの中での必然だったんですね。

そして、戦略物質の輸出手続き厳格化や、ホワイト国除外への動きによって、日韓の間でも一気に分断が進み始めているのです。

実は、韓国は相当量のフッ化水素を中国等に横流ししていた可能性が浮上しているようで、これは単純に日韓2国間の問題である様に見えながら、実はより大きな枠組みの中での分断が進んでいる事を意味しているのだと言う事です。

日米はそうした共同戦線においては、政治・経済・軍事的に完全な協力体制で事を進めています。しかし、中韓もそうであるかと言えば、まったくそうではないんですね。

中国共産党の韓国に対する態度と言うのは、チベット・ウイグル・香港などに対する態度と同じものです。

国際会議の場で、中国の国家主席が外国要人達と握手している時に、韓国の大統領も手を差し出したのですが、意図的に完全に無視されていたんですね。見ていてビックリですよ。そんな態度が取れてしまうのかと。そうしたあり方が、彼らの現実なんですね。

北京では一夜にして韓国企業の巨大看板が市内各所から強制撤去されたと言うニュースもありました。企業がバタバタと倒産している時に、属国から来た企業が儲けて行く事など許せるはずがありません。

わかりますよね。なぜ、そうしたあり方が自滅して行くのか。

実際に支配を締め付けようとした香港では大規模デモの反撃にあい、アメリカまでもが香港への優遇撤廃を議論し始めた事で慌てて手を引っ込めました。

しかし、香港のデモはより中国本土近くの地域で本土の人々へのメッセージも込めた形で今も治まる気配がないんですね。

台湾の総統選挙でも、中国共産党が送り込んだと思われる鴻海の会長は、香港での騒動を受けた中国への警戒心の高まりによって予備選で落ちました。

中国共産党・韓国政府などは、やる事なす事全てがブーメランになって、自分の方へと跳ね返って来ているのです。

自らが起こした行動に対する結果が直ぐに跳ね返って来ると言う事は、地球の波動が高まっているからなんですね。そうした表れは、国と言うレベルにおいて起こっている出来事のほんの一例です。

その時、私たちはそうした状況を把握しても、そうした情報を追いかける事にばかり夢中になるべきではないんですね。

大切なのは、自分自身の中でも起こっているそうしたアセンション過程を、確実に調和的な方向へと進めて行く事なのです。

世界は確実に変化を加速させていますし、それはエネルギー的で漠然とした、把握する事の出来ない世界の話しばかりではなく、私達の現実において、その様に急激な加速を見せています。

そうした時、外側の世界に起きている事ばかりに意識を向けるのではなく、自分自身の経験として何が起きているのかと言う事に、意識を集中させて行く必要があるのです。

既に、地球環境における波動が4次元5次元領域へと急拡大を始めてから、6年以上の時間がたっています。

つまり、今と言う時間は、私達が調和的なあり方を取る為に与えられた猶予期間の中にあり、しかも、既にかなり経過しているのだと言う事になります。

今と言うタイミングの中で、大切なのはより多くの知識を集め続けること以上に、既に持っているスピリチュアル的な知識を、自らのあり方としていかに現実の中に浸透させて行くことが出来るのかと言う事になります。

それは、特に今年に入ってから繰り返し書いて来ている事であり、決して真新しいものではないどころか、使い古された古いメッセージであるとさえ言えます。

そうしたメッセージが繰り返されていることの意味を、シンプルに考えてみて頂きたいのです。


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4 件のコメント:

  1. 質問しても良いでしょうか。
    ネガティブをエネルギー源として生きる人が少なからず、この世界に存在してると思います。
    また、純粋な人は、すぐ傷つきやすいと思います。
    反対にネガティブをエネルギー源としてる人は、人を傷つけるのも容易にしますし、自身は傷つきにくい耐性を持っているように感じます。
    ネガティブエネルギー源は、苦しくなるので、私は無理なのですが…
    このバランスとは、どのような仕組みになるのでしょうか?

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    1. こんばんは。そうですね、確かに言われるとおりの2つのタイプがありますね。あと、純粋で強い人もいますよね。

      内と外、意識の向かう方向によって、その様な違いが出てくるのだと思います。

      コメント欄では長くなりそうなので、2~3日の内に次の記事としてその辺の事に付いて書いてみることにしますね。面白いテーマをありがとうございます。(^ー^)

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  2. 記事にしてくださり有難うございます。

    外に向かう癖というのは、生い立ち、遺伝子、前世、生まれた日の星の関係の、どれが一番影響するのでしょうか?

    追加の質問すみません。

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    1. こんばんは。そうですね、記事の方でも触れるかも知れませんが、取り合えず書いておこうと思います。

      多分それは「これまでの転生を通じての魂の成長具合」と「今回の転生の中に持って生まれた個性」だと思います。

      若くて学びの進んでいない魂ほど、物質的な経験の中では意識が外に向かって行く傾向があると思います。特に今の時代の中では。(^ー^)

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