2019/07/05

情報に飲み込まれない

私たちは、テレビ等から伝えられる情報的な要素と、自分の日常生活における個人的な要素を混同してしまいがちです。

例えば、日本がある国と関係悪化していると言う場合、多くの人にとって、それは情報的な要素ではあっても、個人的な生活の中での直接的な要素にはなりません。

つまり、自分自身のリアルな日常の中で、仕事等を通じてその国との強い繋がりを持っているのでなければ、それは単にテレビ等から流れてくる情報であって、個人的な現実とは直接的に何ら関わりのあるものでは無いのです。


しかし、テレビ・パソコンの中からその国が悪いと聞こえて来ると、それとは特に関わりの無い自分までもが、その国を嫌いになって行く傾向があるんですね。

ネガティブな支配者達と言うのは、常にそうした手法によって大衆をコントロールして来たのです。

現実の外交には変化が無くても、マスコミを通じてポジティブな面を大量に流してみたり、ネガティブな面を大量に流してみたりして、大衆の意識をコントロールする事で、外交的な現実までをもコントロールして行くんですね。

実際のところ、最近ではそうしたネガティブな勢力は情報コントロールの力を急速に失っている訳ですが、コントロールの主体は何であれ、情報と言うのはまだかなりの部分でコントロールされているのです。

その様に、情報に主体を置いてそれに振り回されて操られると言うのが、これまでの私達のあり方であったのですが、これからは自分に主体を置いて、把握した情報を自分自身で咀嚼してから利用して行くことが大切になって行きます。

そう言う訳で、感情からそれを捉えて振り回されるのではなく、単純に状況把握と言う意味から、日本周辺の国際情勢を少し見て見たいと思います。

日本が韓国に対して、経済制裁を始めたという話が出ていますが、どう見ても単純に揺さぶりをかけていると言うレベルの話ではなく、日米間での一致した方針として、戦略的な防衛ラインから韓国を切り離すと言う方向で動いているように見えます。

日本は秋に行われる友好国による海軍の観艦式に韓国を招待しないと言われていますし、アメリカは確実に在韓米軍の縮小と前線地域からの後退を進めています。

例えば、今回の韓国への制裁で半導体の輸入に支障が生じたとしても、それはアメリカ・台湾・日本の半導体メーカーにとってはチャンスなんですね。

つまり、その様な見通しまでをも含めて、北朝鮮と韓国の間が防衛ラインになっていたものを、韓国を切り捨てて日本と韓国の間にまで防衛ラインを下げると言う事です。

アセンションと言う流れをそこに重ねてみれば、日米はこれからの激動の時代の中でも何とか新しい世界へのソフトランディング(軟着陸)が出来るように自分達の経済圏を波乱から切り離して安定させようとしています。

目先の波乱としては中国の崩壊です。中国の崩壊は韓国を飲み込みます。そこで、日米は自分達の属する経済圏の外側に韓国を置く流れを生み出しています。

日本は昨年の募集工の判決以降、確実に順を追ってそうした韓国切り離しの段階を進めています。これは、企業に対して、韓国撤退を促すと言う意味からの雰囲気作りでもあると思います。

企業に対して公にそれを働きかけると言う事は、国際的な経済ルールにおいて問題があるんですね。

しかし、それは韓国に崩壊して欲しいと言う意味ではなくて、これからの混乱を通じて南北統一を進め、上手くこの時代を乗り越えて欲しいと言う事でもあります。そう言う意味からの、先日の米朝首脳対面でもあったのだろうと。

日本も、現実として韓国とでは上手く対話が出来ないので、北朝鮮側からそれを支援して行く可能性があります。ただ、そのためには北朝鮮も体制転換して行く必要がある訳で、それを選択できるかどうかは朝鮮半島内部の問題になります。

つまり、それが出来るのであれば支援するし、出来ないのであれば日本やアメリカとしては支援できないという事です。

それは、現在の中国に対するアメリカの態度でも同じ事なんですね。共産党体勢を転換するのであれば制裁を解除する形でそれを支援するけれど、あくまでも国民を蔑ろにして共産党の利権を守ろうとするのであれば、アメリカとしては距離を取ることになるのだという事です。

これまでのアメリカと言うのは、グローバル化の流れの中で「戦争を輸出」し、その支配体制をネガティブな勢力の主導によって進めて来ました。

しかし、現在ではネガティブな勢力を駆逐した勢力の、顔としてのトランプさんが、世界各地から自国への回帰を始めているんですね。それによって、それぞれの国や地域での繁栄は、その地域に住む人達の手に委ねられる事になるのです。

それが朝鮮半島ではその様な形で表れていると言う事です。あとは君達で仲良くやっておくれと。

トランプさんは、海外進出企業の自国回帰を促していますよね。そして、巨大グローバル企業と言うあり方を嫌ってもいます。

日本やアメリカの政策と言うのは、確実に3次元的な現実から4次元的な現実への移行を積極的な形で実践しているものなんですね。

もちろん、全てが完璧であるはずはなく、矛盾や困難も多く抱えている訳ですが、大きな流れとしては決して悪くは無いと言うことです。

韓国については、日本との調和的な選択をしてくれれば、防衛ラインを下げないと言う選択もあったと思います。

しかし、日韓関係の現実からして、それをすれば日本までもが避けられる混乱に巻き込まれる事になり、仕方なくそれを切り離すと言う選択がされたのではないでしょうか。

日韓関係は、既に後戻りが出来ないラインを越えた可能性があり、中国・韓国の金融・経済崩壊は既にかなり近いところにまで迫っています。

現在は、強力な介入によって何とか為替市場の安定を死守しようとしていますが、それには外貨(米ドル)が必要になる訳であり、外貨準備が枯渇した瞬間にいよいよ名実ともに激動の時間帯へと突入する事になります。

中国・韓国はそうした為替市場への投入資金によって外貨が急減している状態である上に、貿易収支も急激に悪化しています。

アセンションの流れとして言われている様に、2019年・2020年にいよいよ大きく世界・社会が動き出すであろう事はほぼ確実だと思います。

そこで冒頭に書いた事に戻る訳ですが、こうした混乱は私達にとっての広い意味での環境要因ではありますが、一般的には個人の現実の中に直接表れている事ではありません。

環境的な要因は、いずれ個人的な現実の中にも波及してくる可能性があり、それを把握しておく事は有用なのですが、それに主体を奪われて振り回されるのは好ましくないと言う事です。

私たちはそうした現実としてのアセンションの流れの中で、何よりも先ず、自らの日常の中に調和的な現実を植え込んで行く必要があります。

多次元世界の仕組み等の、知識的な理解もそれはそれとして有用な訳ですが、それとともに日常の中にそうした世界観に基づいた現実を、自分の経験世界として育てて行くことが大切なんですね。

そうした現実感を、緩い形で伝えて行きたいと意図したものが、新しく動画シリーズとして始めた「Slow Lifeな散歩道」です。

実際の映像と声で、日常における現実感を前面に出して、ゆる~いスピリチュアル感も含めた、軽いおしゃべりをしています。

ガッツリとしたスピリチュアルは、もう一方の音声読み上げソフトの方で時々更新して行こうと思っています。ご興味のある方は、チャンネル登録をして時々覗いていただけると嬉しいです。

You Tube(動画)砂見漠


このエントリーをはてなブックマークに追加

2 件のコメント:

  1. たまたま、あたなの過去のブログを見ましたが左翼っぽくて苦手でしたがこちらのブログは素敵ですね
    YOUTUBEで虎ノ門ニュースをみて私は自虐教育から解放されました
    知らないなら是非、ご覧ください

    返信削除