2020/04/19

Qアノンは私達を救えるか?

前の記事で、Qアノンに関連してコメントを頂きました。今回はそれに関連して、少し書いてみたいと思います。

物ごとには色々な見方があり、その1つとして、陰謀論的に「Qアノンたちが私たちを平和に導いてくれる」と言う見方があります。しかし、他にも多くの見方が存在しており、世間の多くの人々は、それとは別の見方によって世界を経験しています。


例えば、彼らによって徳政令が行われるとなれば、無借金でアパートに住んでいる人が、借金をして家を建てた人との間に強い不公平感を感じるのは当然の事です。そして、他にもそうした事例はたくさん浮かび上がって来ます。

また、それは「借金は返さなければならない」と言うこれまでの社会常識に反する事であり、借金の無い・少ない人たちがそれを受け入れる事は容易ではありません。しかも、殆どの人はアセンション(分離から調和へ)と言う流れを、まったく理解していません。

アメリカにQアノン(アメリカ海軍)が存在するように、日本には神道組織が存在しています。その表の象徴が天皇であり、裏の象徴が八咫烏です。

安倍政権と深い関係を持っていると囁かれている日本会議も神道組織であり、日本政府は宇宙人との関係を公開する事に積極的な政府であると言われています。神道組織は当然の事ながら、アセンションの流れを正確に理解していると思います。そのための神道な訳ですから。

オバマ政権の頃から、日本はアメリカの属国から抜け出し始めています。アメリカと組まなければやって行けないと言う現実はあるものの、日本は既に独自の戦略によって動き始めています。そして、それは世界の他の国々も同様です。

つまり、ネガティブな存在の支配によってまとまっていた世界が、各自の考えによってバラバラに動き始めているのが現在の世界情勢なのです。Qアノンは確かに新しいアメリカの戦略を広報する存在ではありますが、それは必ずしも各国の戦略を代弁するものではありません。

先進国・新興国・途上国・債権国・債務国など、言い分がまるでまとまらないのが現実であると言われています。Qアノンは確かにポジティブな存在の広報担当ではありますが、それはあくまでもアメリカ内部の組織であって、この世界を代表する組織ではないと言う事です。

地球上で人口的に多くの割合を占めているのが中華系の人々ですが、そうした社会にも秘密結社が存在しています。そして、そこから見た世界と言うものもあるのです。

つまり、世界の本質は単純であるものの、その表れ方はとても複雑で様々な角度・側面があると言う事です。

そして、何よりも大切な事は、それらの存在は私たちの「まとめ役」に過ぎないのだと言う事です。決して彼らが私たちを、助け上げてくれると言う訳ではありません。

私たちが自ら調和的な現実へ進もうとするのであれば、彼らはその流れが1つのまとまりとなる様な役割を果たしてくれるのだと言う事です。つまり、私たちがそうした動きを取らなければ、彼らは何も出来ません。

「正義のヒーローがみんなを救い上げてくれる」と言うのは、「古い世界」におけるハッピーストーリーになります。

今、私たちが辿っているのは、「自らのあり方によって示した選択が報われる」と言うストーリーであり、それによってアセンションが達成(あるいは3次元の現実に留まる)と言う事になります。

陰謀論を追う人の多くは、正義のヒーローが悪を成敗して自分たちを助けてくれる事を待つ「依存」状態に陥って行きます。

しかし、私たちがその情報を追いかけようと追いかけまいと、彼らは私達各自のあり方を反映して、それぞれの経験世界に映し出されるのみです。

つまり、自分自身を調和的に表現して行く人たちの中では、彼らはその流れをまとめ上げて行く存在として投影されて行きます。

しかし、依存によって待つことで、自らの調和的な取り組みを御座なりにしている人たちの中では、彼らは最後まで陰謀論的な存在として、現実の中でその役割を果たすことなく消えて行く事になります。

アセンションにおいて、決して間違えてはならない事は、その過程を進んで行く上での絶対的な主体は「自分自身」であると言う事です。その他のものは、そうした自分のあり方を受けて投影されるものに過ぎません。

それは、Qアノンであろうと大統領であろうと同じ事です。彼らがどの様に投影されて行くのかと言う事は、その経験世界の主である自分自身のあり方次第です。

もし、そうした情報に接して行くのであれば、それは横目に見ながら流れを把握するに留めておく事が賢明であると思います。そうした情報を追いかけると言う事は、自分の影を追いかけるようなものであって、どこに進んでいるのかよく分からないような状態に陥ってしまう事が多いのです。

私たちがアセンション出来るかどうかは、完全に「自分自身の問題」であって、Qアノンや大統領等の働きとは無関係です。それらの人々は、自分自身の波動が投影された影に過ぎず、その影の本体は自分であるのですから。

「スピリチュアル的にある」ための取り組みは、決して浅いものではありません。人生をかけてどこまで進めるかと言うものであって、極める・ゴールに到達する事が出来るようなものではないのです。

影を追う事も時には楽しく、私も軽く横目で追ってはいますが、その影を良い形で投影させるためにも、あまり影を追い過ぎない方が良いのかも知れません。(^-^)

6 件のコメント:

  1. おはようございます。朝の激動ニュースチェックルーチン中です。
    「つまり、私たちがそうした動きを取らなければ、彼らは何も出来ません。」→ 私も最近一人一人の人間って実は「色んな彼ら」に匹敵するパワーを持っているのでは?と思っていた所です。しかもアセンション時代の個人となると想像以上かも。。今まで長いこと自分の衣に知らずに縫い付けられていた宝に気付いていなかった私達。そんな思いもある一方、テレビを見てると、現金にはウィルスが付いてるから~病院でロボットがこんなに活躍してます~こんなに怖いことになっています~だから⚫⚫しましょう~、、、という誘導?にザワザワドキドキもしています。パラダイムシフトの真っ只中。この機会に色々根本から変化するとしても、⚫⚫しないと海外旅行できないんです、とかこのお店は入れないです、あなたは診察できません、とかそういう風にならないことを願います。(⚫⚫が何なのかにもよるのですが…ザワザワ)
    あと、私もロハスなライフスタイル大好きです��春野草の天ぷら食べましたよ。ダーニングもよくします。

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    1. そうですね、周りがどう言うかではなく、自分の調和的なライフスタイルを大切に育てて行きたいですね。(^-^)

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  2. 砂見さん、新たな記事及びYouTubeのアップありがとうございます。
    もちろん、Qアノンに救ってもらおうとか、UFOの大規模イベントを単に待ってるというのは、他人に依存していることになるので、現実化できないおそれがあります。私たちは、そんなちっぽけな存在ではないのです。
    こういう混乱したときは、忘れがちになりますが、自分が経験している仮想現実は、自分の意識が創造しているのです。地球上に70億の人類が存在していると思われていますが、そう思っているだけで、自分の現実の中では、70億の人々に出会うまで、実在していないのです。
    真実は、あくまでも自分にとっての真実であり、先日のコメント欄に書かしていただいた
    のは、こんな面白い(あくまでも自分にとって面白いというだけですが)台本があるのですが、どう思われますかという感じです。!(^^)!

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    1. なるほど、納得です。確かに知れば知るほどに面白く、世の中って上手く出来てますよね。この先どうなって行くのかが、ますます楽しみです。(^-^)

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  3. 実は私は家系的に半分が神道なのです。
    明治の廃仏毀釈、国家神道などマイナスイメージも社会にはあって、どうしたものかという思いもあるのですが、今回の記事、そうですよね、結局はひとりひとりの行く道に投影されるということなんですよね。
    私はこども時代、仏教とキリスト教にも親しむ環境にあったので、宗教はつまりは全て1つのことを言っているのだろうと思っていますが、それがそうであるのかどうかさえも、私自身の歩みによって見えてくるのでしょうね。
    密教の阿字観なんて、まさにアセンションだなと思います(笑)。

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    1. そうですね、伝え方は色々ですが、伝えているものは同じ1つの世界の真理であって、色々な角度から理解を深めて行けるといいですよね。(^-^)

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