2020/01/10

自らの波動を上げる

スピリチュアルな世界観を持っている人であれば、「自らの波動を上昇させる」事がいかに重要であるのかと言う事は、既にご存じの事だと思います。

しかし、その「波動」と言う抽象的な表現を、上手く理解し捉える事に苦戦している人は、意外と多いのかも知れません。

そこで、今回は「波動とは何であり」、「自らの波動を上昇させるにはどうすれば良いのかについて」お話しして見ようと思います。


簡単に言ってしまえば、「波動とは、存在の全て」です。物やエネルギー、思考や感情まで、全ては波動で出来ているのだと言う事です。

物質がエネルギーの一形態であると言う事は、既に科学でも分かっている事になります。物質と言うのは、電子や素粒子によって成り立っているエネルギー的な空間であるのだと言う事です。

思考や感情も1つの捉え方として、脳波と言う形でそれを捉える事が出来ますね。

そこで言う波と言うのはエネルギーの事であって、エネルギーとは波であると言う事になります。

そして、私たちが経験している世界の全ては、3次元と言う周波数帯の波動によって成り立っているのです。

それが何故かと言えば、私たち自身が3次元の波動周波数によって存在しているからなんですね。

自分自身が3次元の波動周波数によって存在しているために、それに惑星地球の3次元的な波動が共鳴する事で、私たちの意識の中にはこうして目の前の世界が現実化されているのだと言う事です。

つまり、以前にもお話ししたように、目の前の物質世界と言うのは、意識の中に映し出された「仮想現実」であると言う事が出来るのです。

そして、私たちはその多次元的な世界の中で、3次元と言う波動周波数帯の世界を経験して来たのですが、現在、エネルギー的な経験環境の変化によって、4次元世界に経験を移行させるチャンスが訪れているんですね。

そのエネルギー環境に訪れた上昇気流を捉える事で、自らの波動を4次元の周波数帯にまで押し上げる事が出来れば、ある時点で、自らの経験している世界が3次元世界から4次元世界に切り替わる事になります。

それが、アセンション(次元上昇)と言われているものですね。

多くの人は、アセンションと言うのは自分の外側から経験環境の中に訪れてくるものだと勘違いをして「その瞬間」が訪れるのを待っています。

しかし、その時に訪れるのはチャンスであって、それまでに自らの波動をしっかりと上昇させておかなければ、そのチャンスはただ私たちの前を素通りして行ってしまうだけの事なんですね。

つまり、そのチャンスを掴めるかどうかは、完全に各自の個人的な問題であると言う事になります。社会や他の人がどうであるかと言う問題ではなく、自分自身の波動が十分に高まっているかどうかと言う事が全てなのです。

だからこそ、私たちは自らの波動上昇に取り組む必要があると言う事です。

さて、そのためにはどのようにして自らの波動を上昇させたら良いのかと言う事ですが、それは、自らの経験としての波動を高めて行けば良いと言う事になります。

「全ては波動である」と言う事でしたが、それをより高い状態で経験して行けば良いのだと言う事です。

例えば、「怒り・不安・不満・いらだち・恐怖・心配・・・」等と言うのは、自らの波動が低い時に表れる経験です。

逆に言えば「喜び・安心・満足・感謝・・・」等と言うのは、自らの波動が高い時に表れる経験になります。

つまり、波動の高い人と言うのは、常にそうした調和的な経験が出来る人の事であり、波動が低い人は常に不安・不満などの分離的な経験の中にある人であると言う事です。

私たちが進めているスピリチュアルな取り組みと言うのは、どうしたら常に「調和的な経験・波動の高い経験」が出来る様になるだろうかと言う事についての探求になります。それがそのまま、自らの波動を上昇させるための取り組みであると言う事になるのです。

あるいは「全てが波動」である訳ですから、他にも様々な側面から、波動を高める取り組みを進めて行く事が出来ます。

例えば、健康的な食生活によって、肉体的・精神的な波動を高める事が出来ます。美味しくて体にも良い食事を続ける事で、食事のたびに満足・感謝・喜び等の高波動を自分の中に生み出すことが出来るのだと言う事です。

そうした積み重ねによって、健康的な肉体を維持して行く事が出来れば、物質的な環境を心地よく経験して行く事が出来ますよね。つまり、その心地よさも高波動を表しているのです。

また、パワーストーンやパワースポットによって、自らの波動に上昇圧力を加える事も出来ます。

ただ、それらは自らの波動を上昇させて行く上での、外側からの補助的なサポートの様な位置づけになります。つまり、自分の内側から波動を上昇させると言う、根本的な取り組みとは異なります。

自分自身の取り組みをサポートさせると言う意味において、それを活用して行く事は良いのですが、単純にそれによってのみ、自分の波動を上げてもらおうと言う考えには無理があるのです。

なぜなら、自分の波動を上昇させる上では、自分自身でそれを上昇させる事がもっともパワフルな取り組みである事は、当たり前の事なんですね。

どんなパワーストーンやパワースポット、あるいはそれに類似する何かの波動が高いとは言っても、自らの波動に対する自分自身の影響力に比べたら、それらは微々たる影響しか持っていないのです。

ただ、それでも影響はある訳ですから、サポート的な側面から、それらを楽しみながら活用する事は、有意義な取り組みの1つである事には違いありません。

私たちは、自分や自分の経験そのものが「波動」であると言うことを上手く捉えられないために、どうしても、外側の何かに依存して、それに波動を上げてもらおうと言う発想に陥りやすい傾向を持っているんですね。

例えば、アセンションの瞬間が訪れるのを楽しみに待ちながらも、自分自身の波動上昇にはあまり興味を持っていないと言う様な感じで。

それは、ブログや動画の視聴者数にも、顕著に表れています。つまり、外側に表れる社会情勢やエネルギー環境の変化をテーマにしたものは訪問者数が伸びるのですが、より身近な取り組み等をテーマにすると訪問者数は伸びないんですね。

娯楽として見るのであればそれでも良いのですが、スピリチュアル的な取り組みへの重要性と言う意味から見れば、完全に逆なんだけれどなぁと思ったりもする訳です。

まあ、それも「良い・悪い」と言う価値判断的な意味から言っている訳ではありませんが、自分の波動上昇に取り組みたいと言う人は、私の動画に限らず、興味を持った人の「視聴者数の少ない動画」を中心に見てみるのも1つの手かも知れませんね。

そう言う訳で、今日は「自らの波動を上げる」と言う事でお話をしてみました。

2 件のコメント:

  1. この世の全ては周波数だと思っています。
    私は、並木良和さんの統合というものをやっていますが、自分の波動を上げる事が一番大切な気がします。
    先日も、お茶会を開催しましたが、一緒にいる事によっても波動が変化して行きます。共振ですね。自分の心に問うて、心地よいと思う状態が一番波動が高まりやすいですね。

    また、この世界の次元はパラレルですから、自分が思えば移動できます。いつでも並行移動出来るのだと思っています。

    kyonzy
    https://kyonzy.hatenablog.com/

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    1. 人が持つ雰囲気と言うのは、波動がよく表れているものだと思います。そうした人たちとの繋がりを広げながら、自分自身もそうした人になって行くと言うのが、これからは一層大切になっていくでしょうね。

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