2020/05/20

「スピリチュアルと現実」の乖離について

さっそくテーマを3つほど頂きまして、ありがとうございます。ブログももう10年以上続けている訳でして、記事のテーマも自分から書くものとしてはどうしても同じような傾向のものに偏っている事だろうと思います。

そうした時に、皆さんからリクエストを頂けますと、書く方としても新鮮な気持ちで書く事が出来て助かります。

今回は、スピリチュアルな知識に触れながらも、それがなかなか現実の中に落とし込めていないと言う状況について、どの様に考えてみたら良いのかを1つの参考として書いてみたいと思います。


まず、最初に私たちは魂としての永遠の存在であると言う事を理解しておくと良いと思います。それは、不安や恐れに囚われない為に重要な事であるからです。

私たちは、アセンション出来ても出来なくても、また次の人生を経験する事になります。そうして全ての魂は、最も自分に適したタイミングの中でアセンションを経験して行く事になるのです。

それが、今回の人生である人もいますし、もう少し先の人生である人もいる訳ですが、どちらが良い悪いと言う事はありません。永遠の(先を急ぐ必要が無い)魂にとっては、必ずしも「早い」事が良いと言う訳ではないのです。

ただ、高波動・高次元の経験である程に心地が良い経験であるため、全ての魂は自分なりの選択によってそうした方向へ向かおうとする傾向を持っています。

そうした中でも「アセンション出来なかったらどうしよう」と言う不安・恐れに囚われない為に、その様な魂の視点を見失わない事が、混乱する時代の中では特に大切な事なのです。

この世界の経験と言うのは、「思う・考える」だけでは動きません。この世界で大切な事は、「思考・言葉・行動」を一致させて自分を表現する事になります。

高次元ではそれは当たり前なのですが、3次元の現実においては、それらがバラバラの方向を向いている事は珍しくありません。しかし、それではスピリチュアル的な目覚めの過程は進まず、堂々巡りになってしまうのです。

それは、3次元の現実の中で堂々巡りをしていると言う事であって、そのままでは4次元へと向かって行く事は出来ません。

だからと言ってそれを恐れる必要はありません。恐れれば、波動はさらに下がって行く事になるからです。魂の視点に立って、自分は永遠の存在であり、必ずしも先を急がなくても良いのだと言う視点を「保険」として持っておくのはそれを防ぐためです。

実際、アセンションするかしないかは各自の自由意思に任されており、どちらを選択しても誰からも非難されることはありません。

ただ、せっかくの機会の中にいる訳ですから、出来ればアセンションしたいものですよね。そうであれば、行動を通じて自分が調和的でワクワクとしている必要があります。

その時に大切な事は、いきなり実現不可能な大きな目標に意識を向けて、出来ない事の言い訳探しを始めないと言う事です。

小さくても出来る事を見つけて、その現実化を積み重ねて行く事が大切になります。自然との調和であれば、自然散策・台所洗剤などの使用を控える・ごみの分別・除草剤ではなく草取り等々。

動物との調和であれば、ペットを散歩に連れて行ってあげたり、肉食を控えるなど。ワクワクの探求であれば、まず「趣味を見つける事→それを育てる事→副業にしてみる→本業へ」と言う様に、物事には順序があります。

そうした事を1つ1つ、自分の経験の中に現実化して行く事によって、魂の意識の中に4次元の経験世界が現実化されて行くのです。

意識の中の経験世界に、自分で4次元世界を現実化して行かなければ、社会や世界の変化は「変わらない自分の波動」を投影する形で、3次元の現実をそのまま崩壊へと向かって流れて行く事になります。

しかし、小さくとも自分自身でコツコツと4次元的なあり方の現実化を積み重ねて行けば、その高まる波動を投影する形で、社会や世界の変化も4次元へのタイムラインを捉える様に投影され始める事になるのです。

繰り返し言ってきている事ですが、「待つ」と言う姿勢は「3次元に留まる」と言う事を意味します。自分が3次元の波動に留まっている限りは、その背景(社会や世界)として投影される現実も3次元に留まらざるを得ないのです。

出来ない事を探して、出来ない理由を探さないでください。小さくてもまったく問題はありません。どんなに大きな世界の変化よりも、とても小さな自分の変化こそが自分自身をアセンションに導くのです。

小さくて良いんです。自分の日常・現実に、調和とワクワクを生み出すことを心がけて下さい。小さくても良いんです。どんなに小さくても良いんです。それを積み重ねて行く事です。

自分自身をアセンションへと導く上では、それがどんなに大きな社会・世界の変化よりも、比較にならないほどの上昇力を生み出すのです。

世界が大きく変わっても、自分が変わらなければ、その世界は3次元のタイムラインからは抜け出せません。

自らの経験世界のタイムラインを上昇させるためには、どんなに小さな事であっても、まず、自分の日常・経験の中に調和や好奇心を現実化させて行く事が大切であり、それ以上に大切なものは存在しないのです。

今日の動画は、同じテーマでお話ししています。
https://youtu.be/yD-AVILq0DM

4 件のコメント:

  1. とても丁寧で温かい記事ですね。
    よく考えてみれば、そもそも思考と言葉と行動を、バラバラにさせることのほうが大変なんだと思うんですけど 笑、3次元とは不思議なところですね 笑。

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    1. そうですよねぇ。バラバラって難しいと思うのですが、かく言う私も結構バラバラに生きて来てしまった不思議な世界ですよね。(^-^)

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  2. 本日、砂見漠さんのYouTubeをたまたま拝見し、こちらのブログも少し読ませて頂きました。
    以前に そういったお話が有るのかも知れないのですが、家族間で価値観が大きく違う場合、現実も引き裂かれていくものなのでしょうか?夫は戦争もののゲームや映画が好きで、エアガンをたくさん集め、TVばかり観ています。covid-19に対する意見を私が言うと怒り始めるので 黙るしかないと諦めています。除草剤にも全く警戒心が無く庭に撒こうとしたりして本当に悲しくなります。私自身がカラダが弱く、あまり収入を得ることができないので、ずっと我慢してきましたが、子どもたちも自立してくれた今、やはりもう、夫とは離れたほうが良いのかと時々悩みます。夫は人間的に悪い人ではないとは思うのですが、問題があっても現実逃避ばかりする傾向が今までもありました。長々と失礼しました。夫が そういう人であっても せめて自分だけ自然と調和するような生活を心がければ良いのでしょうか?それとも、それは3次元に片足を残して、頭だけ4次元に行っていることで 股裂状態になるのでしょうか?私の今後へのアドバイスを頂けましたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします

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    1. Be!さん、おはようございます。家族関係ですね、了解しました。現在、そうした悩みを抱えている方は多いのかも知れませんね。順番に書いて行くので4つ先の記事になりますが、テーマにさせて頂きますのでよろしくお願いします。(^-^)

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