2020/06/10

「歴史」とは何か?

「歴史」についてリクエスト頂きましたので、今日はそれについて取り上げてみたいと思います。

まず、その前に「歴史」とは、そもそも何であるのかと言う事を理解しておく必要があります。私達の考えるような歴史と言うものは、1つの考え方であると言う事が出来ます。

この部分の話については、人によっては理解しにくい部分になりますので、分かり難ければ軽く読み流して進んで頂けたらと思います。


世界の本質はエネルギーであり、そのエネルギーが各自の意識の中に現実化されることによって目の前の経験世界が生み出されています。

例えてみれば、世界とは無限のプログラムであって、あるプログラムと繋がる事によって、その意識の中に現実化されたものが、目の前の物質世界と言う「幻想」です。

つまり、魂としての私たちが、「地球・人類」と言うプログラムと繋がる事によって、その意識の中に現実化されているものが目の前の世界であると言う事です。

その世界と言うのは、自らの波動との共鳴によって映し出されており、自分自身の波動次第でその世界は3次元に留まる事にもなりますし、4次元にアセンションする事にもなります。

ある魂の意識の中に現実化された世界は、3次元の波動領域の中で滅亡へと向かい、ある魂の意識の中では、4次元の波動領域へのアセンションが起こると言う事です。

世界は人(意識)の数だけ存在しており、それぞれの世界は、この先で3次元か4次元の何れかへと進んで行くのだと言う事です。

つまり、絶対的に存在する1つの世界がこの先で2つに分離するのではなく、無数に(意識の数だけ)存在する世界の進路が、この先で2つに分かれて行くと言う事になります。

この時、「歴史」とは何なのか?と言えば、無数に存在する「可能性(エネルギー)の中において「今・ここ」から振り返った時に見える風景であるのだと言う事です。

「今・ここ」とは、常に変わり続けているものであり、そこから振り返って見える風景も常に変わり続けて行きます。つまり、歴史とは変わり続けて行くものであり、私たちが思う様に歴史とは絶対的に確定している唯一の軌跡では無いのだと言う事です。

世界はエネルギー的に「パラレル(並行的)」に「多次元」に渡って無限に存在しています。

マンデラエフェクトと言う現象をご存じでしょうか、私達の「今・ここ」が大きく変化する事によって、「歴史」として認識されて来た物語が大きくな変化を起こす事があるのはそのためです。

ケネディ大統領が暗殺された現実がある一方で、ケネディ大統領が暗殺されなかった世界もあります。それは、どちらが本当か?と言う話ではなくて、パラレル世界にはどちらもが実際に存在しており、単に私達の「今・ここ」がどちらに繋がっているかと言う事になります。

しかし、先ほども書いた様に「今・ここ」が変われば、そこに繋がる歴史も変わる事があります。蛇の頭(今・ここ)の位置が変われば、尻尾(過去)の見え方が変わると言う事です。

ちょっと、分かりにくいかも知れませんね。ここまでについては、軽く読み流して頂ければと思います。

・・・・・・・・・・・・

さて、頂いたテーマの本題に入りたいと思います。

現在の地球上で活動をしている魂たちと言うのは、地球上における75,000年と言う期間の中での学びの機会を得て来ました。

その中には25,000年、12,500年と言うサイクルがあり、そうした中で様々な古代文明の興亡が繰り返されて来たのです。

これまでの私達が学んで来た歴史と言うのは、そうしたものとは異なり人は猿から徐々に進化して、まっすぐ今の文明にまで辿り着いたと言うものでした。

その間にも色々な文明が栄えたとは言っても、それらは現在の文明よりも劣っていたのだと言う考え方です。

「今・ここ」が3次元に位置している所から振り返った「歴史」と言うものはそういうものであったのだと言う事です。それは、正しいとか間違っていると言う話ではなくて、先ほどの蛇の例に例えれば、頭の位置が低かったために尻尾がその様にしか見えなかったのです。

ただ、現在、私達の波動が急激な上昇過程にある中で、蛇の頭が高い所に位置し始めており、振り返った時にこれ迄とは違う風景が見える様になって来ているのです。

そこから歴史を見てみると、基本的にこれまでの歴史と言うのは、部分的な事実を織り交ぜながら、お金の力によって世界を支配して来た人達によって創作されたものであった部分がとても多かったのだと言う事が出来ます。

1つには歴史とは、見る人の立場によって異なるものであると言う事が出来ます。例えば、アメリカの歴史について言えば、白人にとっては栄光の歴史ですが、インディアンにとっては侵略と大虐殺の歴史なのです。

それからもう1つには、お金によって世界を支配して来た人々は、社会に対する支配・搾取的な立場を確立して行くために、大衆を無知な奴隷として教育して行く必要がありました。

そのため、私たちはあらゆる角度から奴隷教育を受けさせられて来たのです。「自分で考えるな」「与えられたものを受け入れろ」「少しでも多くのものを競って受け入れろ」「それに勝った者には学歴や仕事が与えられる」と言った感じですね。

つまり、これまで私たちが学んで来た歴史は、3次元バージョンの質の悪い歴史であると言う事です。100%が嘘ではないですが、その多くには意図的な選別・創作が成されています。

あれ?話がご質問から逸れてるかな?

人類の誕生は?と言うご質問がありましたよね。そこに戻してみます。

基本的に私達の肉体と言うものは、自然な形での進化ではなく、DNA操作によって進化して来ています。私達が持つDNAは、多くの高次元存在達の遺伝子操作によって生み出されたものであり、それは、もともと地球上にいた哺乳類をベースにして、高次元存在達の遺伝子を組み込んだものだと言われています。

そうした初期の段階で、保護された地域の中で生かされていたのですが、そうした地域が世界に複数存在しており、その1つがアフリカにもあったのだと言う事です。そうした地域を聖書的に言えば、「エデンの園」と言う事にもなります。

その時に、遺伝子操作を受けなかった動物がそのまま進化の過程を辿って行ったのが、ビッグフットと言われる存在達です。

また、人間と同様に3次元を経験して来たイルカやクジラも、遺伝子操作を受けずに自然な形で進化の過程を辿って来たと言われています。

そうした遺伝子操作については、これまでにも22か23くらいの実験が続けられてきたと言われているのですが、それらの実験はこの先、アセンション後の私達の文明に引き継がれて行く事になります。

バシャールでお馴染みのササニ文明は、私達とグレイ(並行世界における地球の未来人)の遺伝子が半々の割合で生み出された存在達です。ファーストコンタクトの相手になるヤイエル文明の人たちもそうなのですが、こちらは地球人の遺伝子の割合が大きく、見ため的にも私達とはほぼ区別がつかないと言われています。

そうした「歴史」(地球人が4次元にアセンションした所から振り返ってみる事の出来る風景)と言うのは、これから徐々に伝えられて行く事になるのだと言われています。

歴史と言う見方自体が、時間に囚われた地球人的な発想によるものであり、これを次元をまたいで見て行くとなると、根本的に物事の見方や世界観を切り替えないと訳が分からない事になって行くのかも知れません。

何か話があっちこっち跳んでしまいましたが、こんなところにしたいと思います。

8 件のコメント:

  1. 砂見さん
    そうそう多面的に詳しく説明いただきありがとうございます。
    説明は論理的で頭ではよく理解できますが、見る場所の高さから見える風景が違うというのを納得するにははそれなりの体験が必要だと感じました。近年のDNAバーコードのメタ解析では現在の人類の起源は10-20万年前という学説もでてきました。これまでの3次元的歴史観もぬり変えられるかもしれませんね。また、漠さんの説明を咀嚼してみたいと思います。取り急ぎ御礼まで。

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    1. Nomadさん、こんにちは。自分の頭ではよく分からないのですが、DNAからそうした色々な事が分かるんですよね。凄いですよね。

      宇宙的に見て地球環境がとても珍しがられるのが、その多様性にある様です。多種多様な生命が溢れ、人間にも様々な人種が存在しますよね。それらの全ては人工的なDNA操作によって作られたものであり、地球は宇宙のDNA図書館のような存在であるそうです。

      プレアデスなどの種族の視点から見れば、地球をそうした地上の楽園にしようとしていたのに、レプティリアンに乗っ取られたと言う歴史が語られることになります。

      レプティリアンにしてみると、自分たちは恐竜時代から地球に存在していたのに、後から来た存在達が地球を好き勝手に変えてしまったと言う歴史が語られることになります。

      またパラレル世界には別の現実も存在しており、異なる次元にはまたことなる現実が存在しています。結局、歴史と言うのはどの視点から見るかと言う事が1つのカギになるのかも知れません。(^-^)

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  2. 漠さん 
    おはようございます。コメントありがとうございます!生物多様性なんて当たり前と思っていたのですが、地球外から見ればそうでないこともあるのですね。森羅万象ということばも他の世界にはないかも?いろいろな視点があるということ、本当に面白いですね。今後ともよろしくお願いいたします。次元越境、ワクワク楽しんでいきましょう!

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    1. そうですね、楽しんで行きましょう。(^-^)

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  3. こんにちは。動画も全てではないですが見て(聞いて?)ます。いよいよ、タイムラインの最終乗り換え地点なのかな、という感じですね。今日はこれまでの自分を真剣に振り返っています。これが聖書でいうところの「最後の審判」なのかもしれません。最後の審判は、自由意思によって自分でくだすものなのでしょうね。
    それにしても、「新しい生活様式」という名のマスク生活、どこまで続くのだろう、と思っています。マスク苦手なのですよね(笑)。次なる混乱の開始とともに忘れ去られるのでしょうか。

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    1. ウリッセさん、こんにちは。

      そうですね、おっしゃるとおり自分の自由意思によって審判・選択が下されるのでしょうね。マスクも直ぐに忘れ去られるかも知れませんね。私は幸い人と会う機会も多くない為に、マスクをする事は少ないですが、これから夏の季節のマスクは大変ですよね。(^-^)

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  4. 漠さん 
    youtubeの私のホームに過去のコンテンツが上がってきました。
    経験創造、時間、競争社会に関するものです。歴史というものを理解するのに助けになりました。ありがとうございました。取り急ぎ

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    1. こちらこそ、ありがとうございます。(^-^)

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