2019/12/18

「スイッチ」が切り替わる

今日は、そろそろ崩壊するのではと言い続けて来た中国の現状を少し書いてみたいと思います。

他人事と思うのではなく、自分の現実にそれを当てはめてみて頂くと、より実感が湧くのではないかと思います。

中国では現在、製造品の販売価格がデフレ傾向を見せ始めています。つまり、企業の生き残りをかけた安売り競争が始まっており、人々の給料が伸びなくなって来ているのです。


そして、政府が無理矢理にその崩壊を抑えているのですが、不動産価格がバブルの高値圏でとても不安定な動きをしているようです。

都市部の富裕層を支えて来た1つの大きな要因が不動産バブルだったのですが、借金をして投資目的で買っている多くの人たちが、売るにも売れず、借金の利息に追われる傾向が強くなっています。

値段が下がれば売れるのですが、バブル崩壊を阻止するために自由な値下げが許されず、そのために買い手が付かないんですね。

その結果、不動産の買値が下がらないために、それを貸す時のテナントの家賃も下げられないんですね。

その結果、米中貿易戦争などで、急速に経済が冷え込む中で、高い家賃の支払いに耐えられずに廃業・倒産する店舗が大量に出て来ることになっています。

そうした企業倒産の流れが、民間から大手民間へと広がっていたのですが、ついに、国営企業にまで広がり始めています。

その借金は返せない訳ですから、株や社債に投資していた人たちは損失を被り、銀行に預けたお金についても、不良債権が急激な増加を続けている状態です。

その一方で、食品価格が急上昇を始めています。

アフリカ豚コレラによって、養豚数が半分にまで減ったと言われているのですが、中国の豚肉消費は世界でも突出しており、豚肉価格が上昇すると国民の不満で政府が傾くとまで言われて来たんですね。

その豚肉価格が、昨年比で2倍にまで跳ね上がっています。

それによって、牛・鳥・羊などの肉まで価格が急上昇し始めているんですね。

さらに、アメリカ産の農産物に関税をかけてしまったり、異常気象による農業への被害などもあって、全般に食品価格が上昇傾向にあるのです。

このように、収入が減って利息負担から逃げられず、投資でも損を出し、銀行へ預けても不良債権が急増しており、食品価格が上昇している。

そして、収入が減るだけならまだしも、倒産の急上昇で収入が途絶えてしまった人たちも急増しているんですね。

日本の様に、失業保険や年金などの社会保障がまだ十分に整備されておらず、その日の生活にも困り始めている人が急増しているのです。

そうは言っても、中国と言うのは国が大きく地方によって状況が異なるために、全体が均一にそうした状況にある訳では無く、中には景気の良い所もあったりする訳ですが、国全体としてはそうした崩壊の過程を確実に駆け出し始めている様に見えます。

そうした状況把握の仕方として、今日明日・今週来週と言う視点で見るのではなく、1年前と比べてどれ程に状況が悪化しているか、夏以降、秋以降にさらにどれだけ加速しているかと言う、年単位・月単位での見方が必要です。

もう、数年単位にまで長いものの見方でなくても、数か月単位の変化で状況を追えば、十分に変化の加速を感じ取れるところまで来ています。

米中貿易交渉の第一弾の合意が報じられていますが、色々な意味でかなり懐疑的な見方が出ています。

非現実的な内容であり実行は難しいだとか、中国側ではまだ国内調整が必要であるだとか。

印象的と言うか、現実的な話として現在の交渉をまとめ上げることが不可能な事は、誰もが明確に分かっている事であり、取り合えず目先に迫っていた関税の引き上げを回避する理由として、第一弾の合意をでっち上げたと言った感じです。

それによって、アメリカは来るべき衝撃への備えを進めるに猶予時間を手に入れ、中国はとどめの一撃からはひとまず逃げられた感じです。

いずれにしても、状況は切迫してきており、今後も至る所から状況悪化のニュースが噴出を続け、今後数カ月の内には既に始まっている崩壊過程を、より強く実感させられるようなニュースが出始めると思います。

どうですか?のんびりと、スピリチュアルに取り組めるような状況では無くなって来るのだと言う事が感じられますか?

これまでに書いてきた通りで、じっくりと自らのスピリチュアル性を高める時間帯は、既に終わりつつあるんですね。

ここからは、激変する日常現実の中で、これまでに取り組んで来た成果としての「自らのあり方(スピリチュアル性)」によって、社会の変化を乗り越えて行く時間帯に入って行きます。

たまたま今日は、中国についてだけ取り上げたのですが、日本も含めて世界中の国々が、同じように急速に困難な状況に向かい始めています。

また、それは人間社会だけの話ではなくて、動植物や自然環境を含む地球規模での変化においても、思っていた以上に確実な変化が表れてきているんですね。

そして、それらの全てが「食糧問題」が訪れることを予告しているように感じられてなりません。

まあ、ひふみ神示でもそのことは散々に警告されており、それは来るものとして自分の中にはある訳ですが、それでも実際にそこかしこにそうした動きが見えてくると、やはり感じるものにリアル感が出てきます。

上手く、自分をコントロールして行く事を覚えて行かないと、いけないなと感じています。

皆さんも、自宅周辺の地域で、その地域の核になりそうな人達を把握しておいて、困難が訪れた時の協力体制に速やかに合流できるような視点を持っておくと良いと思います。

それから、忘れてはならないことがあります。

どんなに危機的な状況が訪れても、4次元の調和社会へと繋がるタイムラインは私たちの手の届く所に存在しています。

それを捉える事さえ出来ていれば、必ず困難を抜け出し、調和的な4次元社会にまでたどり着くことが出来るのだと言う事です。

あと、途中で死んでしまったら負けと言う訳では無いと言う事も理解しておいてください。人間とは死ぬものです。

今回の人生で、生きて4次元社会にまでたどり着ければなおよい訳ですが、いずれにしても人間は死ぬものです。

問題は、死んだ後に4次元の地球に転生するのか、3次元の別の惑星に転生するのかと言う所に今回のアセンションの本当の成否があります。

この先、多くの人たちが人間としての経験を終わらせるような出来事も増えてくるでしょうが、死んだら負けだとは思わないでください。

例えば、巨大地震で死んでしまったとしても、それまでにスピリチュアル的な目覚めの過程を進んで4次元的な波動にまで達していれば、次に4次元の地球に転生する事でアセンションは達成されるのです。

肉体を保ったままアセンションすると言うのは、アセンションの中でもレアなケース何ですね。

そういう意味において、過剰に肉体的な死を恐れすぎずに、辿り着けたら激レア体験ゲットでラッキーくらいの挑戦的な気持ちでポジティブにこの先の時代に突撃して行きたいですね。

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