2019/08/17

変化を捉えて下さい

先日、アルゼンチンの株市場で大暴落がありました。平均株価が4割下げた上に、通貨も3割下げているので、外国人投資家にしてみれば、1日で6割近くが吹き飛んだ計算になります。

例えば、株を100万円持っていたのであれば、1日で42万円くらいにまで値下がりしてしまったと言う事です。

かつて南米3位の経済大国であったアルゼンチンも、近年では財政破綻の常連国であり、もともと金融が不安定な状態ではあるのですが、それにしてもさすがに今回の暴落は衝撃的で、中期的にはコントロール不能な状態へ向かいだしているようにも感じられます。


南米では既にベネズエラが破綻状態に陥っており、中南米ではギャング・マフィア等によって、治安までもが完全に崩壊している国や地域も多いようです。

アルゼンチンでの暴落があった3日後に、今度はアメリカの株式市場で3%を越える、今年最大の暴落がありました。金利の動きにおいて、景気減速の大きなサインが表れたと言う事で売られた様です。

実際に、今年に入ってからの先進国の経済指標・企業業績は悪化して来ており、それは月を追うごとにより悪くなって来ています。

しかし、それ以上の急減速に見舞われているのが新興国であり、特に中国・韓国においては、米中問題・日韓問題もあって、指標が悪化の一途を辿っています。そして、外貨不足からの「通貨危機」への秒読みが始まっているのです。

中国は国が大きいだけに、そこかしこに開いた穴を塞ぐのに、手が足りなくなって来ているのが現状です。しかも、共産党幹部の最大の関心事は今も変わらず権力闘争にあります。

韓国は、過去の通貨危機で繰り返し保護してもらって来た日本に見捨てられている状態にあります。パラシュートを背負わずに、崖から飛び降りた様な状態ですね。

そうした中で、もっともアセンションの流れがストレートに表れているのが、香港情勢(デモ)を巡る米中のやり取りかも知れません。

アメリカはその問題を対話で解決するように、中国共産党を追い込んでいます。

アメリカはその内部において、ネガティブな勢力(軍産複合体・金融マフィア等)からポジティブな勢力への権力の移行が、既に峠を越えています。

一方で、中国はその内部において、未だにネガティブな勢力(共産党)による権力闘争が続いているのです。

アメリカのポジティブな勢力は、中国における独裁から民主化への移行において、国家主席に集中した現在の権力構造を利用する事で、スムーズな民主化への移行をベストシナリオとして持っている可能性があります。

その第一歩として、話し合いで香港問題を解決させ、香港が中国的な社会システムに飲み込まれるのではなく、中国が香港的な社会システムに切り替えて行くシナリオを持っているのかも知れないと言う事です。

そのため、アメリカは金融・経済戦争において中国に拳銃を突きつけた状態で、国家主席に対して話し合いで解決するように訴えているのです。

実際問題としては、現在の中国の危機的な状態においてそうしたシナリオを最後まで完成させることは不可能な訳ですが、目の前に迫っている大難を少しでも小難の方向へと向かわせるためには、そちらに舵を切らせるしかないのだと言う事です。

つまり、中国のポジティブな勢力と言うのは、香港の若者達なんですね。そうした流れを受けて、中国本土の若者達がどれだけ目を覚ますかと言う所が、今後の中国の将来を大きく左右して来る事になるでしょう。

おそらく、ソ連が崩壊後に分裂して独立国家共同体を成した様に、おそらく中国は、軍区単位くらいに分裂して共同体を成すのかも知れません。チベット・ウイグルは完全に独立すると思いますが。

既に中国では、かつて日本が経験したバブル崩壊をも遥かに上回る、超巨大なバブルが崩壊し始めています。いつ来るかではなく、それはもう来ているのです。

そのバブル崩壊に完全に飲み込まれてしまわないように、日米は中韓を急いで切り離しに掛かっている最中です。そして、中韓が担っていた部分を自分達でまかなう事によって、減速する自分達の経済を支えようとしているんですね。

例えば、これも韓国の自業自得なのですが、日本が韓国への輸出手続きの特例を廃止した事で、韓国への重要物資の輸出が止まっています。これまで日本を甘く見て横流ししていたために、フッ化水素の輸出手続きに必要な書類提出が出来ないのです。

これによって、韓国の半導体産業が崩壊すると言う事を見越して、日米の半導体企業は既に増産体制を整えつつあり、台湾の半導体企業もかつて無い大規模な設備投資を行おうとしています。

そして、インド・アセアン・オーストラリア・カナダ・メキシコ等の間でも、新しい経済圏の構築を進めています。TPPやインド太平洋戦略などが、それにあたりますね。

こうした動きと言うのは、これまでの世界的な枠組みを根本的に切り替えるものであると言えます。しかし、アセンションにおける社会転換としては、明らかに不十分です。

つまり、それで4次元への移行が完了すると言うレベルのものではなく、そのためには必ず「世界ではなく自分が変わらなければ越えられない壁」に、全ての人がぶつかる事になります。

例えば中韓では、そうした崩壊に始まる一連の大混乱の中で、人々はその壁を越える事に挑んで行くのかも知れません。

アメリカであれば、情報公開(ディスクロジャー)による大混乱を経て、人々がその壁を越える事に挑んで行くのかも知れません。これまでのネガティブな勢力が本拠地として来た欧米では、ディスクローズによって人々が受ける衝撃の大きさは、私達の比では無いからです。

また、私達の国では、やはり地震・火山などの自然災害によってそれが起こるのだと考えることが自然な様に思います。

そうした諸々の変化と言うのは、1日単位・週単位で見ていたのでは捉える事が出来ません。月単位・年単位で見なければ分からないんですね。

私たちは、常に目の前の事ばかりに振り回されて、長い目で全体の流れを見る視点を持っていない傾向があります。

しかも、アセンションの流れと言うのは、年単位でさえ不十分であり、10年・100年単位で見なければ見えてこない変化なんですね。

これから始まる混乱と言うのは、目先の事ばかりを見ていたのでは、ネガティブな要素が自分の中でドンドンと膨らんで行く事になります。つまり、不安で恐ろしく、生き残るためにとにかく自分のものをたくさん確保しようと言う意識に囚われるのです。

そう言う時にこそ、4次元へと向かう自らの人生と言うスパンを基準にして、年単位・10年単位でその流れを捉え、混乱の中で自分がどうあるべきかを考える視点を身につけておいて下さい。

普段からそれが出来てこそ、はじめて混乱の中でも不安に飲み込まれる事なく、ポジティブな視点を保つ事が出来るようになるのだと思います。

その時点で言われても分からないのでは論外ですが、また「言われてから分かるのではなく」、自分でそうした視点を保ち、私たちとしては、家族や友達にも影響を与えられるレベルを目指して行きたいですよね。

私たちは、「言われればわかる」と言う思考的なレベルで良しとしてしまい、「言われるまでもなく常識的にわかる」と言う信念的なレベルまで、理解の定着を深めない傾向もあります。

「自らの経験世界に高次元を映し出す(上下巻)」等を読んで頂いた方なら、言われればその重要性が理解できると思います。

しかし、それを信念的なレベルまで浸透させて頂いている方であれば、言われるまでも無くそれを自覚しており、この様なブログは既に卒業されているのかも知れません。


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