頂いていたテーマで、「変化を受け入れて行くための心構え」と言う事で少し書いてみたいと思います。
基本的に私達が置かれている「人間と言う経験」の中では、変化に対して2つの反応が見出されます。1つは「不安・恐れ」であり、もう1つは「好奇心・楽しみ」です。
これがどこから表れて来るものかと言えば、エゴとハートです。ここで、マインドとハートとエゴについて、それぞれの性質を確認しておきたいと思います。
マインドとは、魂がこの物質世界に適応して生きて行くための思考能力です。ハートとは魂としての性質の表れです。こうした時、本来はハートが主体となって、マインドがその意志の現実化をサポートして行く事が出来ると、人間と言う経験が充実したものになって行きます。
しかし、これまでの困難な人間社会の中で、人々は経験の主体を「調和によって世界と関係し合おうとするハート」ではなく、「物質世界の中で個としての自分を生存させて行くマインド」の側に主体を置いて来ました。
こうして、本来はハートをサポートするはずのマインドが、ハートの言う様な甘い考えではこの物質世界を生き残っていけないと、ハートを差し置いてそこから主導権を奪い取ってしまったのです。そうして暴走したマインドが、エゴであると言う事です。
エゴは、物質世界において「個としての自己」を競争によって生き残らせて行く事に経験の主体を置いています。
その存在目的が「生存する事・死なない事」であるために、エゴが経験の主体を持っていると、変化に対して「不安・恐れ」と言う感情が湧き上がって来る事になります。
良かれ悪かれ、これまでの現実の中では生存出来ていた。しかし、それが「変化」すると言う事は、もしかしたら死んでしまう様な事になるのではないだろうか?と言う事です。
ではその時に、ハートに主体が置かれているとどうなるのでしょうか?ハートは、世界と調和したワクワクするような経験を求めています。
そのため、変化に対してとてもポジティブにそれを受け入れる事が出来るのです。つまり、「好奇心・希望」によって、変化の中へと向かって行く事が出来るのだと言う事です。
もちろんそれだけでは、この物質世界の中では直ぐに行き詰ってしまいます。だからこそ、マインド力を高めてそれを上手くサポートさせて行く事が大切なんですね。
あくまでも経験の主体をハート、その頼りになるサポーターとしてマインドを機能させて行く必要があるのだと言う事です。ここでマインドが主導権を奪い取ってエゴになると、経験の主体が「不安・恐れ」等のネガティブなものになって行きます。
私達は、3次元世界の経験の中で、エゴを主体として生きる事を習慣づけられてきました。社会システムからして、エゴを基盤においた仕組みになっていたのです。
ただ、何とかしてそれを手放し、その経験の主体をハートへと大政奉還させようと取り組んでいるのが私達であると言う事になります。
エゴが生み出す「不安・恐れ」を完全に消し去ろうとしても、これまでに染み付いた習慣があるので、なかなか簡単には進みません。
そのため、いきなりでなくても、少しずつ経験の焦点をエゴ(生存競争)による「不安・恐れ」から、ハートによる「好奇心・楽しみ」へと移行させて行く事が大切になります。
私達は現在、アセンションと言う「変化の過程」の中に置かれています。
大きな意味での選択肢は2つです。エゴを主体とする3次元(競争的なあり方・価値観)の中に留まるのか?それとも、ハートを主体とする4次元(調和的なあり方・価値観)の中へと移行(変化)して行くのか?
この選択は、どちらが正しくどちらが間違っていると言うものではありません。自分がどちらを選択したいのかと言う、ただその一点だけが選択基準になります。
どちらでも良いんです。好きな方を選べば。
その時に「不安・恐れ」をより大きく感じているのであれば、主導権をエゴが握っていると言う事です。もちろん、人間である以上そうしたものも感じてしまいやすい訳ですが、それでも強く「調和・好奇心」を握りしめて行く事が出来れば、ハートが自らを主導している事になります。
そして、それぞれの選択に合った次元・現実の中へと進んで行く事になるのです。
つまり、ここで言いたい事は、多くの人々が「本当にハート(調和・好奇心)に主体を移しても大丈夫なのだろうか?」と戸惑っている訳なのですが、答えは明確に示されており「それで大丈夫(そうでなければ大丈夫ではない)」と言う事なんですね。
ただ、この物質世界を生きている以上は、その「調和・好奇心・楽しみ」を上手く現実化させて行くためのマインド力を高めて行く事が大切であると言う事も忘れないでください。
おお、更新時刻がゾロ目(^_^)
返信削除このマインドとのつきあい方が、なかなか、、、笑
例えば、「新しい生活様式」ですが、私はわりと田舎にいることもあって、あまり厳しくは従っていませんが、新しい生活様式の推奨も「変化」のひとつであることは違いないと思うのです。そこで開き直って楽しみつつそうするのか、感染の恐怖からそうするのか、または逆パターンで、そんなことは気にしないといってぜんぜんしないか、まあ、ゆるゆるとやるか、、、ここが、四次元的にはどこだろう、という。ま、結局は自分のハートに従うしかないのですけれど 笑。
あっ、ホントだ。ゾロ目ですね。(^-^)
削除私も田舎に住んでいる上に最近は社会との接触も少ないために、個人的には非常事態宣言もウイルスも新生活様式も、国際ニュースの1つ1つとして見ている様な感じです。(笑)
世界的にいよいよ第2ラウンドが近づいて来ていますが、言われる通り、ここから先はハートに言われるままに素直について行きたいですね。(^-^)